平安貴族の夢分析

著者 :
  • 吉川弘文館
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642079860

作品紹介・あらすじ

夢のお告げを信じ、加持祈祷にすがったとされる平安貴族。しかし彼らの日記からは、用事をサボる口実とするなど、夢を巧みに利用した姿が浮かび上がる。彼らが夢にどう対処したのかを探り、平安貴族の精神世界に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 現況;
    気づき;
    解釈が合理的・近代的すぎます(笑)。
    権記・御堂関白記・小右記を訳してきた筆者であるなら、もう少しそのへんの知識・見識をいれこんでいただくとよかったのですが。
    各作品の夢についての項目を抜き書きしてあるので、それを材料に各自で分析するのがよろしいと思われます。
    とくに、藤原行成・実資については個人的に面白いと思います。

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著者プロフィール

1958年、三重県津市生まれ。東京大学文学部国史学専修課程卒業、同大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程単位修得退学。博士(文学、東京大学)。国際日本文化研究センター教授。専門は日本古代政治史、古記録学。主著に『平安朝 皇位継承の闇』『皇子たちの悲劇』(角川選書)、『一条天皇』(吉川弘文館)、『蘇我氏』『藤原氏』『公家源氏』(中公新書)、『藤原道長「御堂関白記」全現代語訳』(講談社学術文庫)、『藤原道長の日常生活』(講談社現代新書)などがある。

「2023年 『小右記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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