ふしぎな木の実の料理法 (こそあどの森の物語 1)

著者 :
  • 理論社
4.19
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本棚登録 : 1501
感想 : 162
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652006115

感想・レビュー・書評

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  • 岡田さんの本面白い^_^

  • 何十年ぶりに手に取りました。私が本好きになるきっかけになったシリーズです。やっぱり好きだな、この世界観と再確認。こそあどの森の住人たちの住処がどれも個性的で素敵。特にウニマルでのスキッパーの暮らしに憧れたものでした。最近、ゲーム三昧の息子たちには刺激が少なくて物足りないかもしれませんが、いつか読んでもらいたいです。シリーズ全巻集め直そうかと思案中。

  • ずっと読みたかったシリーズ。少しずつ読んでいきたい。森の住人たちの家、面白い。

  • いい話。
    「実現したい夢がほんとうになろうとするとき、人は不便なんて考えないんだよ」というバーバさんの言葉と
    みんなと関わったスキッパーの生活が少し変わって、想像の世界にみんなが出てくるところがいい。
    思い出と友達は本当に大切なものだなと改めて思えた。
    シリーズ1巻目なので全シリーズ読みたい。

  • 森の住人の家の中を詳しく描いた図が楽しい。ジャムを作る時に楽しいことを思い浮かべて作り、それを食べる時にまた楽しい思い出ににふわ〜っと包まれて終わるという、なんともハッピーな結末であった。

  • たまに出てくる絵やおうちの図面が面白い。
    紅茶を飲みたくなる。
    ポアポアなんてものは実在はしないけどいつかそのジャムを食べてみたい。

    the drawings that okada draw were so interesting.
    I am felt warm by the picture at end.
    after read this book i want to drink British tea.
    the poapoa was created by okada so,noone can eat. if it was real, i wanna eat it. and make jam like this story.

  • 小学生のとき以来の読み直し。
    風景とか音とかの描写が細かくて、イメージしづらいところにはしっかり挿絵もついてるから、不思議なお話なのにずっとイメージが鮮明に浮かんでくる。

    スキッパーくん最初ってこんな心開いてなかったっけ…懐かしい
    木の実の調理法にみんなあれだけ熱意を注げるのが、すごく平和な森で、心に余裕を持って幸せに暮らしているんだなあ…という感じで素敵。
    真似したいなあと思うところがいっぱい。

    最初はよくわからなくて試行錯誤しても固いままだったりして、でもやること全てやってそっとしておいたらいつの間にかすごく甘く熟れる…木の実の調理と、スキッパーくんの森のみんなとの交流と、似たところがあったんだと思う。

    スキッパーくん、現代社会だと自閉症スペクトラム扱いになりそうだけど、こういった言葉って現代社会の我々が勝手に区切っているだけだし、スキッパーくん自身はそのままで良い。少なくともこの森では、スキッパーくんは何もおかしくなくて、個性的な住人の一人。
    自分は自分のままで良いから、ただ何となく気になることがあったときには「普段の自分」に囚われすぎずに動いて視野を広げてみよう、と思えた。

    読んでいてもポアポアを分けてもらえた。

  • スキッパーのコミ障ぶりに引いた。読み進められるのか…?って思ったんですが、意外と先がさくさく進めた。児童書なんだから、そうだよ、こういう展開でないと…。
    一人で居ても楽しめるけど、誰かと居ても楽しい。選択肢は無限大。

  • しらみっちゃん。ありがとう。

  • こそあどの森に住むちょっと不思議な人たちのちょっと不思議な世界のお話。動物のような人間のような。すぐそこにありそうなでも遠いどこかのような。空想たっぷりなんだけどなんて言うか親しみの持てるちょうどいいファンタジー。個性的で情の深い優しい彼等の世界。人間には見えないけどでもすぐ近くにあるんじゃないかと思わせる力のあるお話だった。絵も楽しい。豊かだな。

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著者プロフィール

1947年兵庫県生まれ。神戸大学教育学部美術科在学中の1966年に「星泥棒」を自費出版。西宮市内で小学校教師をつとめながら1979年に『ムンジャクンジュは毛虫じゃない』(偕成社)を発表。1981年『放課後の時間割』で「日本児童文学者協会新人賞」を受賞。教壇に立ちながら1年に約1タイトルのペースで作品を発表。数々の賞を受賞する。「こそあどの森」シリーズ(理論社)は国際アンデルセン賞オナーリストとなる。アジア各国では翻訳本も出版されている。岡田淳作品で読書嫌いが治った、本好きになったという人は多い。

「2008年 『人類やりなおし装置』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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