ともだちは緑のにおい (きみとぼくの本)

著者 :
  • 理論社
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652012284

感想・レビュー・書評

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  • ともだちは緑のにおい
    1988.12発行。字の大きさは…大。

    ロバと、カタツムリとライオンの楽しい心温まる友達の物語です。
    大好きな工藤直子さんの詩です。

    朝に9月18日からきょう(9/24)まで音読で読んでいました。
    毎朝、一行読んだ時から、静かにくすくす、くすくす・・・と、よく微笑が出ます。
    そして、心が楽しくなり、顔が自然に微笑んでくるのが分かります。
    もう、読みだしたとたんに、心が楽しくなっています。
    本当に素敵な本です。工藤直子さんの詩は、とても好きです。
    いまこの文章を書きながら、ニコニコしているのが分かります(⌒-⌒)ニコニコ…

    この前まで工藤直子さんの詩「ともだちは海のにおい」を音読で読んでいた時は、くすくす、くすくす・・・と、よく笑いが出ましたが、この本は、静かにくすくす、くすくす・・・と、よく微笑が出ます。
    2020.09.24音読で読了

    • nejidonさん
      やまさん、こんにちは(^^♪
      私もこの本が大好きです!
      台所でお料理しながら読んでいて、大事なお鍋を焦がした思い出の本でもあります・笑
      ...
      やまさん、こんにちは(^^♪
      私もこの本が大好きです!
      台所でお料理しながら読んでいて、大事なお鍋を焦がした思い出の本でもあります・笑
      やまさんはそんなことがありませんように(*'▽')
      2020/09/24
    • やまさん
      Nejidonさん♪こんにちは(^-^)
      ありがとうございます(*^_^*)
      私は、工藤直子さんの詩「なんとなく・青空」を読んでから、好...
      Nejidonさん♪こんにちは(^-^)
      ありがとうございます(*^_^*)
      私は、工藤直子さんの詩「なんとなく・青空」を読んでから、好きになりました。
      そして、「ともだちは海のにおい」でより好きになり、
      今回の「ともだちは緑のにおい」で、大好きになりました。
      工藤直子さんの詩は、いいです。
      この「ともだちは・・・のにおい」は、少し趣が違いますが、一日の始めに音読するのに向いていると思います。
      その日が、ほがらかで、笑顔で、心楽しくいられる様になります。
      今後とも宜しくお願い致します(⌒-⌒)ニコニコ…
      2020/09/24
  • ライオンとかたつむりとろばが、友だちどうしなかよく遊んだり、日々の疑問についてゆるゆる考えたりするやさしい物語。
    工藤さんのチャーミングでかわいくて平和で、心に残る詩や動物たちの物語に癒される。
    読んでいると、ふわふわとわたぐもの気持ちになれたり、あたたかな芝生にねころんでひなたぼっこしてる気持ちになれます。

    以前「ともだちは海のにおい」を読んで大好きになりまして。
    ああ、あのひだまりのようなおはなしに触れたいなあと思っていたら、なんと図書館の戸棚にその本とともに本書「ともだちは緑のにおい」が並んでいるではありませんか。
    喜びステップを踏みながら貸出カウンターまでいきました。

    もうどの話も詩ももれなく好き。
    「ライオンたちのいるところへようこそ」という名の作者あとがきも大好き。
    友だちを喜ばせるのが好きなライオンと、気になることは何でも調べる物知りでお歌が好きなかたつむり、長い言葉は覚えられないけど夢中になったことはとことんやるろば。ワニやワシも。
    鏡を見ながら表情の練習をしたり三つ編みでおしゃれさんにしたりするライオン、ライオンのおでこのうえに乗るのがすきなかたつむり、ステップをふんでひづめうたをつくるろば…

    ぽかぽかななかに、憂いやゆううつのお話もある。
    「ゆううつな かたつむり」では、いろいろ考えすぎちゃったかたつむりがゆううつになってしまうのだが、ライオンが遊びに来てそのやりとりがやさしくて好き。

    「おれ、きょうはたてがみのなかがいいな。…いま『やさしいライオンのたてがみ』に、もぐりこみたいんだ」
    「どうぞ。ぼくも『ゆううつなかたつむり』を、たてがみのなかにいれてみたい」

    お空や雲の詩も3匹の物語のあいだにあるのだけど、これもまた好き。
    一つとくにお気に入りの詩を引用させていただいて、感想を終わりにする。
    ああ、「海」の方もどっちも、何度でも読みたいな。

    ・名まえ

    おおきなものにも
    名まえが一こついている
    「宇宙」…なんて

    ちいさなものにも
    名まえが一こついている
    「ミジンコ」…なんて

    「宇宙」と「ミジンコ」が であって
    やあ、と
    あいさつしたりなんかしている

  • ライオンとろばとかたつむりの友情のお話。友情と言っても堅苦しいものでなく、暑苦しいものでなく。いっしょにいると楽しいねという一番基本で、一番素敵な部分で成り立っています。
    三者はそれぞれのことが好きで、やっていることをいいねとほめ合う。たまに相手のやっていることを真似ることもあるが、相手の色に染まるのでなく自分なりの受け取り方をする。そんな関係が素敵です。
    また感じたことを言葉にするのですが、それがまた素敵なのです。見えるもの聞こえるものを言葉にして、言葉にすることで改めて感じることがある。これが詩の生まれる瞬間なのでしょう。
    のんびりとしているけれど、しっかと地に足をつけてどっしりとしている。そんな作品でした。

  • 娘が一人で読んだ本。
    最初から最後まで、友だちが仲良しなのが良かった、面白かったよと、言っていました。女の子がグループを作るお年頃で、学校では、仲間に入れる入れないで、色々大変らしい娘。争い事が嫌いな娘らしい感想だなあと思いました。母は、未読です。

  • 自然ならありえない組み合わせの友情模様や、それぞれの普段思っていることがとてもほほえましいです。

  • 海のにおいを読んで迷わず手にとりました。
    読んでいて情景が浮かぶようです。
    とってもすきです。

  • 詩集「てつがくのライオン」にでてくる、動物たちのおはなし。動物たちも自然もみんな優しいです。

  • 岡田淳サイン会で会った方が好きだと言っていた本。

  • ライオンとカタツムリとロバのほのぼのした友情の話。

  • 「ともだちは海のにおい」が大好きで、こちらも読みました。

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著者プロフィール

台湾生まれ。お茶の水女子大学中国文学科卒業。女性初のコピーライターとして活躍した後、詩人・童話作家に。『てつがくのライオン』(絵・佐野洋子)で日本児童文学者協会新人賞、『ともだちは海のにおい』でサンケイ児童出版文化賞受賞。野原の生き物や自然が躍動する詩集『のはらうた』は、子どもたちに愛され、ロングセラーとなっている。『ねこはしる』『まるごと好きです』など、多くの詩集・絵本・エッセイがある。

「2020年 『女声(同声)合唱とピアノのための いのちへのオマージュ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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