本屋さんのルビねこ

著者 :
  • 理論社
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本棚登録 : 520
感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652202623

感想・レビュー・書評

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  • 猫好き諸氏に贈呈したくなる児童書。ほのぼのする。本屋さんがどことなく外国風で雰囲気あって素敵。ゆで卵やらフィッシュ&チップスから、ふとイギリスを連想した。仔猫なルビと大柄なチップス。二匹が仲良く並んでいる後ろ姿は、たいへん微笑しくて言うことなし。猫らしさは備えつつ、ごく普通に人と話せるメルヘン。個人書店で看板猫と交流できるなんて、常連さんたち最高じゃないかと思う。明るく温かな夢が詰まっていた。

  • 本屋さんのほこりから生まれたねこ、名前はルビ。
    目下立派な看板猫になるため、頑張ってます。

    掃除サボって可愛い猫が現れるなら素敵かな、と思ったけれど、埃も猫の毛もダメでした、私。。

    でも銀の魚は見てみたいかも⁉︎

  • 本屋さんのほこりから生まれた子ねこのルビ。店主のモシモさんと暮らしながら、本を読んだり、トラねこのチップスと冒険したり…。
    かわいらしいお話だった。うまれたばかりのルビにとっては、新鮮でおもしろいものがいっぱいなんだな。私もきっとずっと本が好きです。

  • ほこりが丸まって生まれたネズミみたいに小さなねこ。
    本屋さんのモシモさんがルビと名付ける。

    文字のふりがなのことを指すルビは他にルビーとかエメラルドとかダイヤモンドとかがあって、文字の大きさを表しているのだとか。
    知らなかったー。

    モシモさんとの生活、とらねこのチップスとの出会い、チップスと夜こっそり海へ冒険に行ったり、ねずみの苦手な男性との仲直りしたり…。

    半熟卵を食べてるシーンがかわいい。

    海で流れ星に願い事をしたあと、ルビにだけ銀色の大きな魚が見えるシーンがファンタジックで好き。

    文字サイズは大きめ、小学校中学年向けくらい。

  • おとぎ話のような

  • 雰囲気、設定が好き。深くはいりこめなかった。まだまだ。

  • ほこりから生まれたことをモシモさんにも誰にも言えず、出生の秘密を抱えて、健気に生きるねこ。海や雨で自分が溶けるんじゃないかと怖がっているところなどは胸が痛くなる。それでも食欲旺盛で元気。ねずみくらいに小さかったのが普通のねこの大きさに成長して、友だちを見つけ、冒険する。イラストも豊富で読みやすい。シリーズがあるなら子どもたちも喜びそう。いつも本を読み知識を得られる本屋さんという場所で暮らしてるのも何とも羨ましい。さりげなく本の素晴らしさも伝えていて良い。

  • 小2、9/27
    読了。自分で選んできて、ちゃんと読めてた!すごい!

  • ルビが可愛かったです。面白かったです。

  • 各章の数字がステキ。

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著者プロフィール

野中 柊(のなか ひいらぎ)
1964年生まれ。立教大学卒業後、ニューヨーク州在住中の1991年に「ヨモギ・アイス」で海燕新人文学賞を受賞して作家デビュー。小説に『ヨモギ・アイス』『小春日和』、『銀の糸』、『公園通りのクロエ』、『波止場にて』『猫をおくる』など、エッセイ集に『きらめくジャンクフード』など、童話に「パンダのポンポン」シリーズ既10巻(長崎訓子 絵)、『ようこそ ぼくのおともだち』(寺田順三 絵)、「本屋さんのルビねこ」シリーズ既2巻(松本圭以子 絵)、絵本に『赤い実かがやく』(松本圭以子 絵)など著書多数。『すてきなおうち』(マーガレット・ワイズ・ブラウン 作/J.P.ミラー 絵)など翻訳も手がける。

「2020年 『紙ひこうき、きみへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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