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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750347028

作品紹介・あらすじ

一冊の本を開くことは、すでにして一種の旅立ちではないだろうか。フランスのさまざまな土地にゆかりのある、中世から現代まで総勢60人の作家を通して、読者を旅に誘う。フランスを愛するすべての人に向けた、豪華執筆陣による珠玉のエッセイ集。エリア・スタディーズ〈文学編〉。

感想・レビュー・書評

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  • 笠間直穂子(執筆):國學院大學外国語文化学科准教授。

    ※國學院大學図書館
     https://opac.kokugakuin.ac.jp/webopac/BB01657078

  • 期待していたのとは違った。土地がキーワードになっているので、シンプルにあらすじや作者の概要だけ知りたい場合には向かない。

  • 韓国文学版が読みやすく面白かったのでこちらも借りてみた。本来はフランス語が専攻だったはずの私。文学専攻ではなかった上にそもそもフランス文学に慣れ親しんだ読書家タイプでもなかったので、正直フランス語専攻だったと口にするとサルトルがどうだとかカミュがなんだと言われたときに怯えてしまうのであまり大きな声では言わないできた。
    とはいえ関心はあるし、フランスで文人たちの縁の地に近づくたびに、もっと読んでおけばよかったなとおもうことも度々だった。しかし読書というのは、「フランス文学に詳しい人になりたい!」とか、「このへんの有名どころくらいは読んでおきたい」と思ってほいほいと読み進められるほど簡単なことではない、少なくとも私にとっては。これくらいは読んどかなきゃな、と思って一度は手にとって10ページもめくらなかった作品がどれだけあることか。幼い頃から本の虫として生きてきた人たちが羨ましい。
    この本のシリーズなら私でも楽しめるかも、と思ったのは、数ページごとの短いエッセイでできているから。好きなところから読める。エッセイというのも私の好み。名前だけは知ってるフランスの文学者たちに近づくため、面白く読めそうな人物の章を探す。今のところサン・テグジュペリの章がお気に入り。書き手の片木智年さんの文体が気に入って名前を検索してしまった。
    図書館の本なのでもし気に入ったら買い直そう。

  • ふむ

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00260247

  • 東2法経図・6F開架 950.2A/N98f//K

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著者プロフィール

1959年新潟県生まれ。フランス文学者、翻訳家、エッセイスト。放送大学教養学部教授、東京大学名誉教授。2001年に『ジャン・ルノワール――越境する映画』(青土社)でサントリー学芸賞、2006年に『赤ちゃん教育』(講談社文庫)で講談社エッセイ賞、2011年に『異邦の香り――ネルヴァル「東方紀行」論』(講談社文芸文庫)で読売文学賞、2019年に『水の匂いがするようだ――井伏鱒二のほうへ』(集英社)で角川財団学芸賞受賞、2021年に小西国際交流財団日仏翻訳文学賞特別賞受賞。プレヴォ、スタンダール、バルザック、サン=テグジュペリ、ヴィアン、ネミロフスキー、トゥーサン、ウエルベックなどフランス小説の翻訳多数。著書に『こどもたちは知っている――永遠の少年少女のための文学案内』(春秋社)、『フランス文学と愛』(講談社現代新書)、『翻訳教育』(河出書房新社)、『アンドレ・バザン――映画を信じた男』(春風社)、『夢の共有――文学と翻訳と映画のはざまで』(岩波書店)ほか。

「2022年 『無垢の歌  大江健三郎と子供たちの物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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