一〇五度

著者 :
  • あすなろ書房
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本棚登録 : 397
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784751528730

感想・レビュー・書評

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  •  椅子職人の祖父の影響で、イスのデザインに興味を持っている真は、転校先の学校で早くも「イス男」と呼ばれている。スラックスをはいた女子梨々がイス好きとわかり、二人で「全国学生チェアデザインコンペ」に参加することにした。
     デザインの道へ進みたい真に、大きな壁となっている父親の存在を疎ましく思いつつも、社会の厳しさも教えられ、真の進路への思いは揺れ動く。

  • 2018読書感想文課題図書

    さらっと読よめる。
    主人公2人が出来すぎで、共感は難しい。
    スラックスをはいている理由がいまいちピンとこない。

  • 夢を叶えることは、途方もなく難しい。でもそんなときこそ、人と人は支え合いながら立ち向かうんだ。90度で独り立ちするのではなく、105度の姿勢で。10代の子に薦めたい一冊。

  • 中学3年生の真は椅子オタク。椅子職人だった祖父の影響で、自分も椅子に関わる職人かデザイナーになりたいと思っていたが、有名大学への進学を強く勧める父には言えずにいた。そんなとき、同級生の女子梨々が同じ椅子オタクであることを知り、ふたりで「全国学生チェアデザインコンペ」に挑戦することになった。

  • 興味、勉強、将来、親、友達、、、
    あぁ、10代って… と感じる1冊
    ぜひ、中高生に読んでほしいかな

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著者プロフィール

『水色の足ひれ』(第22回ニッサン童話と絵本のグランプリ童話大賞受賞・BL出版)で作家デビュー。主な著書に『スーパーキッズ 最低で最高のボクたち』(第28回うつのみやこども賞受賞)『ぼくのネコがロボットになった』『リジェクション 心臓と死体と時速200km』『雨の日が好きな人』(以上、講談社)、『セイギのミカタ』(フレーベル館)、『つくられた心』(ポプラ社)、『一〇五度』(第64回青少年読書感想文全国コンクール中学校部門課題図書)、『アドリブ』(第60回日本児童文学者協会賞受賞)、『世界とキレル』(以上、あすなろ書房)など。
イタリア在住。日本児童文学者協会会員。季節風同人。

「2023年 『おはなしサイエンス AI(人工知能) ロボットは泣くのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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