集中講義・精神分析 下 フロイト以後

著者 :
  • 岩崎学術出版社
4.61
  • (14)
  • (9)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 179
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784753310043

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 医学部分館2階心理学 : 146.1/FUJ/(2) : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410169500

  • 感覚的なものをわかりやすく言語化していて素晴らしいなと思った。

  • 精神分析の流れを知りたいかたに。ラカンについては詳しい記載はないですが、ラカンを知らなくてもまったく問題なし!

  • フロイト以降の精神分析の流れが分かりやすく書いてある。精神分析の歴史を掴む上では非常に良い本だと思う。
    大学の授業をベースにしたものなのでわかり易い。

  •  フロイト以後の精神分析家、特にクライン、ビオン、ウィニコットを中心として、その生涯に沿いながら解説している。また、フェアバーン、バリント、ラカン、日本の精神分析家である土居や小此木についてまで触れているという、非常に贅沢な内容である。
     入門書と呼ぶには難しい点も多々あったが、平易といえば平易であり、深く考えさせられる内容でもあった。私個人にとっては、「精神分析」の歴史、理論、実際、また、その哲学を学ぶ上で欠かすことのできない一冊となった。著者の息遣いまで聴こえてくるようである。

  • 精神分析について苦手だった私も
    この本を読んで大まかな流れを
    理解することができました。

    すごくわかりやすいと
    私は思います!!

  • 名著。

    下巻はフロイト以後、対象関係論が中心。
    クライン,ビオン,ウィニコット,バリント,フェアバーン ,あとラカンも。
    相変わらず情報量の価値が高い。トピックとトピックの【行間】を教えてくれる。本当に分かりやすかった。

    著者の思考の流れを聴いているような感じ。
    まるで著者の落語を聴いているかのよう。

    もやもやしてた対象関係論も、この一冊ですっきり。そして深すぎる。
    これから何回も読み返していくと思う。

  • フロストぢゃないよ。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1953年、福岡県生まれ。山口県で育つ。東京大学医学部卒業。

日本女子大学人間社会学部教授、上智大学総合人間科学部心理学科教授を経て、上智大学名誉教授。個人開業。国際精神分析学会正会員・認定精神分析家、日本精神分析協会正会
員・訓練分析家、日本精神分析協会運営委員、日本精神分析学会運営委員、小寺記念精神分析研究財団理事長。

著書に
『精神分析という営み―生きた空間をもとめて』
『集中講義・精神分析 上/下』
『続・精神分析という営み―本物の時間をもとめて』
『精神分析という語らい』〔以上、岩崎学術出版社〕
『落語の国の精神分析』〔みすず書房〕 などがある。

共著に『転移/逆転移』『共感と解釈』〔人文書院〕
『精神分析の本質と方法』『夢、夢見ること』『愛と死』〔創元社〕 などがある。

訳書に
『こころのマトリックス: 対象関係論との対話』オグデン〔岩崎学術出版社〕などがある。

「2021年 『精神分析の再発見』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤山直樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×