- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757160583
作品紹介・あらすじ
料理は人類最大の発明である。人類は料理のおかげで高度な文明を築けた。しかし今、加工食品を買い、料理をしない人が増えている。これは人類に重大な影響をもたらすのではないか?
この問題を考えるため、フードジャーナリストである著者が、料理修業に旅立つ。愉快な料理修業を通じた多くの気づき、ユニークな料理人たちとの出会い、そして深い教養に裏打ちされた文明論が満載。料理という世界の奥深さを知ることができる(巻末にレシピも掲載)。
感想・レビュー・書評
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フェミニズムと料理のところは納得はいかないけど面白かった。バーベキュー食べたい。日本にもどっかあるのかな。
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料理を文化人類学的に切る…超好みな本だった。面白かった!!ノースカロライナに二週間出張したのにBBQを食べなかったのは一生の不覚だった。
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煮込みの章の方がおもしろかった。
料理は好きだけど片付けがやりたくないんだよなー -
火の章まで、積読
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料理をしなくなった人間は、料理をする必要性の無くなった人間は、どうなってゆくのか。それは、…
実際、この著者のように、敢えて、料理にチャレンジしないと。その料理するということの価値に気づかないようになっている。僕も、もう少し料理をやってみようと思いました。 -
料理に関する様々なことがらを4つの章に分けて解説しているが、この上巻では「火」と「水」についてとりあげている。「火」の章ではバーベキューというものについて深く掘り下げていて、それにひだわったお店の紹介やその歴史、そして筆者が実際に本格的なバーベキューに挑戦したことが書かれている。「水」の章では煮込み料理についてが書かれていて、そもそも鍋というものが登場してから様々なものを煮込むことができるようになったので人間は進歩を遂げることができた、ということが書かれている。料理に関する様々なことをいろな方面から掘り下げていて面白く、料理に対する姿勢もちょっとかわりそう。
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昔から、料理は化学・生物・物理・数学・芸術・政治・宗教等々、あらゆるジャンルに関わるテーマだと思っていた自分にとって、とても共感できる内容でした。
アメリカ人らしい言い回しが随所にあり、読みやすくもあります。 -
【所蔵館】
羽曳野図書センター
大阪府立大学図書館OPACへ↓
https://opac.osakafu-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000940422 -
人が行う「料理」を巡る歴史と哲学の話(かな?)。
ちょうど料理に興味・関心が出てきたところだったが、レシピ本やグルメ本、ライフスタイルブックではなく、このような本に会えたことは幸いだったと思う。