鋼の錬金術師(1) (ガンガンコミックス)

著者 :
  • スクウェア・エニックス
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757506206

感想・レビュー・書評

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  • 読了

  • 「アメストリス国の片田舎で暮らす、エドワードと弟のアルフォンス。2人は錬金術師としての類まれな才能を持って生まれてきた。しかしある時母を病で亡くす。母の死を受け入れられない2人は禁忌をお菓子、人体錬成で母を蘇らせようとするが・・。」

    「錬金術とは、無制限に何でも出せる便利な術ではあく、きちんとした法則が存在している。まず第一に、錬金術を使う際には「理解・分解・再構築」というステップを踏まなければならない。「理解」は、元の物質そのものの性質や構成する元素を知ること。「分解」は、それを新たなものに作り替えるために、元素レベルでバラバラにすること。「再構築」は、バラバラにしたものを新しい物質に再び作り替えることを指す。
     このステップを踏む際の注意点が二つある。それが「質量保存の法則」と「自然摂理の法則」という二つの法則。前者は、質量1のものからは同じく質量1のものしかつくり出せないということ。後者は、水の性質のものからは、同じく水属性のものしか作り出せない。
     2つの法則にのっとりながら、「理解・分解・再構築」を行うこと。それが錬金術の本質であり、実は現代科学が行っていることと全く同じなのだ。
     この作品における”錬金術”はあくまでファンタジーだ。しかし本来の錬金術がそうであったように、物語のその節々には、科学の理解につながるような知識が登場する。まさに、ファンタジーの世界で繰り広げられる冒険を楽しみつつも、科学の考えを身に着けられる一石二鳥な作品である。」
    (『東大×マンガ』東大カルペ・ディエム著 p108より)

  • 小学生の時に読んで、元素を覚えようと思ったキッカケの作品だー!
    キャラクター達がみんな信念や葛藤の抱えて力強く生きているのが伝わってきて好き。
    今まで読んだ漫画で一番好きな作品の1つ。

  • 高校生の甥っ子がハマっているのでプレゼント用に再購入

    今読んでも面白い!

  • グロそうで避けてきたので、今回初めて全巻読んだ。

    うーん、なにがおもしろいんだろう?
    理解できてないだけ??
    戦争で流れる血で錬成陣を描くのが狙いっていうのは、しばらく明言はされなかったからたぶん本来は驚きの展開!だったんだろうけど…
    だいぶ序盤で予想出来たので正直、読者にそうミスリードさせてのどんでん返しみたいなのあるのかなーと期待してた…。

    マスタング大佐、すぐ手袋破けたり濡れたりして戦えなくて何でこいつが強い言われてんねん…とか
    ホーエンハイムが俺は賢者の石の全員と対話したんだ!とつよつよ展開になるかと思いきや(対話の大切さを教えてくれるのかと思いきや)あっさり取り込まれてたり…とか
    等価交換等価交換言うけどいまのそれ、ほんとに等価か?とか
    最後は真理の扉いりませんで解決→つまり人間は全員誰かをゼロリスクで召還できるの…?とか
    ハテナばっかりです…

    あと何より、キャラの書き分けが出来てなくて混乱した。

  • 戦闘シーン、生死を伴うシーンが嫌じゃなければ読んでみてほしい。
    アニメで見るなら新しい方を。

  • 13:48.45

  • これぞダークファンタジー。キャラ、ストーリー、伏線、作画、セリフ、どれを取っても素晴らしい。2巻目以降からずっと続きが気になる内容で、何回も読んでしまった。

  • 初版 小ヤケ

  • やはり名作。
    すぐに引き込まれるし、ダラダラとしてしまう期間が無く壮大なのにうまくまとまっているという印象。

    ただファンタジーものの漫画なので、
    アルの体を取り返すための通行量に関しては
    少し無理があったのかなと感じた。
    しかし物語全体を読んだ上で、
    個人的には感動したのですごく気になるということではなかったし、余韻も残ってる。


    好きなフレーズ
    「10もらったら自分の1を上乗せして11にして次の人へ渡す」


  • 第1話 「二人の錬金術師」
    少年ガンガン 平成13年 8月号
    第2話 「命の代価」
    少年ガンガン 平成13年 9月号
    第3話 「炭鉱の街」
    少年ガンガン 平成13年 10月号
    第4話 「車上の戦い」
    少年ガンガン 平成13年 11月号

  • 1番好きな漫画と聞かれたら、これを答えてる

  • あまり盛り上がらなかったなー

  • 何度読み返しても面白い、大好きな作品。
    ストーリーに一切の無駄がなく、本当によく設計されていると思う。永遠のバイブルです。
    敵キャラもみんな魅力的。

  • 面白かった。無駄なエピソードがなく、最後までだれない。ラストは爽快。

  • 何回読んでも新しい発見がある本当に大好きな漫画。

  • 何回読んでも飽きん
    おもろい

  • 兄・エドワード・エルリック、弟・アルフォンス。2人の若き天才錬金術師は、幼いころ、病気で失った母を甦らせるため禁断の人体錬成を試みる。しかしその代償はあまりにも高すぎた……。錬成は失敗、エドワードはみずからの左足と、ただ一人の肉親・アルフォンスを失ってしまう。かけがえのない弟をこの世に呼び戻すため、エドワードは自身の右腕を代価とすることで、弟の魂を錬成し、鎧に定着させることに成功。そして兄弟は、すべてを取り戻すための長い旅に出る……。
    (2002年)
    — 目次 —
    第1話 二人の錬金術師
    第2話 命の対価
    第3話 炭鉱の街
    第4話 車上の戦い

  • 本編はもちろん、4コマも面白いです!私はよく、4コマだけ読んでます。笑

  • 実写映画公開が近いので、再読。

    格の違いをみせてやる!!
    ってとこが何度みてもかっこいい、、

  • なんかぶっ飛んだ、お上の狗らしいのだが魂は売ってないらしい兄弟が、何しろぶっ飛んでるんで、凄いまねをさらして有難い人を粉砕する。
     ちゃんと有難い人はいかにしてカリスマになったか、が描かれる。
     かう言ふ小っちゃいおに―ちゃんのキャラ大好き。

  • 小5娘が呪術廻戦が読んでみたいと言っていたが、まだ早いかなと思いダークファンタジーへの入口にと思い読んでみた。寝不足必須!2010年に完結とのこと当時読んでたら、もっともっと新鮮だっただろうな。鬼滅の刃や進撃の巨人、呪術廻戦の前に読みたかったと思った。今のバトル漫画に絶大な影響を与えたと感じる作品。娘の感想は「なんか鬼滅っぽいとのこと」(泣)鬼滅のがあとに出たじゃん、なんかズルいと思ったが、若者には通じない。

  • この漫画はあまりにも有名で、冒頭の内容は私も知っていたしアニメもさわり程度は見かけたことがあったけれど、当時は暗くて怖い話だと思って興味を持たなかった。何の縁か今になって目に止まり読破したのですが、すごく面白くて本当にびっくりし
    た。退屈だと思うシーンが一切無かった。

    キャラクターが皆魅力的。主人公のエルリック兄弟が格好いい。常人離れした強さがあり、人間らしい弱さがある。そして可愛い。とにかく可愛い。いつの間にか子供を見守るような目で見てしまっている。ダークファンタジーらしからぬコミカルなシーンが多く、最後まで楽しく読めた。エドワード大好きです。
    バトルシーンも格好良い。戦闘に関しては飛び抜けて強い力を持ったキャラクターがいるわけでなく(戦闘力の違いはあるけれど)、皆必ず脆い部分があって。皆平等で、同じ土俵で「人が」戦っている感じがする。それぞれに信念があり、違う考えがあるということが細やかに描写されていて、敵味方関係なく各々の言動には考えさせられるところがある。特にエンヴィーの存在が忘れられません。命の尊さ、生きることへの葛藤、人の強さ、成長についてを的確に描いた作品だと思う。暗い題材からスタートするけど、前向きに進んでいく心を感じられる。

    漫画を読んでいる時、ずっと「母親」の心が感じられる作品だなあ、作者の方はさぞかし母性の強い男性なんだろうなあと思っていたんですが、女性だったとは。失礼ながら今更知りました。差別をするつもりは無いけれど、少年漫画は男性が描いたほうが面白いと思っていて。この漫画もまた然りと疑いもしなかった。とんでもない偏見でした。この作品は、女性が描く事で更に面白くなってる少年漫画だと思う。この漫画に出会えて本当に良かった。

  • 人間を錬金しようというハードな内容ですが、キャラがかわいくて読みやすい。

  • 著者の荒川さんの他の作品、「百姓貴族」がとても良かったので、こちらも読んでみました。
    日頃、この手の漫画はあまり読まないのですが、1巻でもうすっかりハマってしまいましたね。やはり荒川さんの画力やストーリーの構成が上手なんですよね…。

    特に、エドワード・エルリックのこの言葉が名言だと思ったので、載せておきます。
    「立って歩け 前へ進め あんたには立派な足がついてるじゃないか」


  • 等価交換


    設定だけ見るととても暗いのに
    それを感じさせない描き方
    描く人によってこんなにも変わるのかと思える程

    話の構成もしっかりしていて
    巻数的にも読み易く楽しめる

    大佐がエドを呼ぶ時の
    「鋼の」
    という呼び方が好き

  • 記録

  • 見開きの中に、焔の錬金術師、焰の錬金術師、どちらの表記もされているページが存在する。

  • 電子書籍でお得に買えるので全巻一気に買って読んだ。賢い大人ばかり出てくる。情報の流し方が、みんなしれっと上手い。かっこいい。
    最初の方はガンガン殺していくけど徐々に生き残る方針にしたのは編集との話し合いの成果? 過去の戦シーンが普通に虐殺で胸糞悪い以外は読んでて楽しい。

  • 一番好きな漫画。

    ホーエンハイムかっこいい。でも一番大好きなのはマスタング大佐。初回特典の焔の錬金術師欲しかったな。

    古すぎて黄ばんでパリパリしてきた。買い替えようかな。

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著者プロフィール

荒川 弘は1973年5月8日生まれ、北海道出身の漫画家。
代表作『鋼の錬金術師』(スクウェア・エニックス)、『獣神演武』(スクウェア・エニックス)、『百姓貴族』(新書館)。
1999年にエニックス21世紀マンガ大賞を受賞してデビュー。衛藤ヒロユキのアシスタントを経て独立。
大ヒット作『鋼の錬金術師』で、2004年第49回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。
2011年19号より『銀の匙 Silver Spoon』で初の週刊連載開始。同作で2013年第58回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。

荒川弘の作品

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