ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや (ハルキ文庫 さ 19-3 時代小説文庫)
- 角川春樹事務所 (2016年6月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758440004
感想・レビュー・書評
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とにかく何もかもが美味しそう。
新シリーズ開始、とのことなので色々なネタの回収はこれからということだな。
次を読んでから追いかけるか決めたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
作者さん初の時代小説だそうですが、何ら違和感なく楽しく読みました。無駄の無い流れるような文章で、それぞれの話が暖かくて、どんどん読み進められます。あとご飯が美味しそう!気軽にさくさく読めて、ホッとする読後感。作者さんの人間への視線の鋭さと優しさが覗えます。これシリーズになりますよね? この人達にまた会いたいので、次を楽しみに待っています。
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江戸時代の居酒屋さんに集まる人たちを描いたお話。
タイトルだけ見て現代ものだとおもって手に取ったせいで、時代小説あんまり読まないから大丈夫かなと不安だったけど、最初から引き込まれて楽しく読めた。
おいしそうなご飯と、ほっこりするお話と、只次郎さんのキャラがよかった
シリーズのレシピ本とか出てないかしら
お妙さんの料理食べたい -
4.0 ほんわかしてて面白そう。シリーズよんでみよ。
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初めて読む作品。美味しそうな料理に惹かれて読み始めましたが、人生そのものの味付けは人それぞれ。少しサスペンス風にもなっていて、良い意味で予想を裏切られた作品かも…。シリーズ物なので読み進めて行くのが楽しみです
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そんなにうまくいくのか
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表紙とタイトルから想像した通り、美味しそうなお妙さんの料理がたくさん登場して、読みながら自分もぜんやに通っているような気になった。登場人物もみなちょっとずつクセがあるが人のいいひとたちで、みな深刻ではないが悩みや生きづらさを抱えている。そんな人たちの人生がぜんやで交差するのが面白い。シリーズで読んでみたいし、ぜんやの料理のレシピがあったら自分でも作ってみたいなぁと思った。
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着眼点に一捻りがある作者だという印象に違わず、居酒屋の若女将と武家の次男坊の絡みというお約束の設定の場に、鶯の鳴き付けを生業にする
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ほっこり、できるお話です。
『澪つくし料理帳』が好きだと話したら、友人がオススメしてくれた本です。
気楽に読めるお話で、のんびりと続きを読んでいきたいと思います。