ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや (ハルキ文庫 さ 19-3 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.56
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本棚登録 : 783
感想 : 95
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758440004

感想・レビュー・書評

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  • とにかく何もかもが美味しそう。
    新シリーズ開始、とのことなので色々なネタの回収はこれからということだな。
    次を読んでから追いかけるか決めたい。

  • 作者さん初の時代小説だそうですが、何ら違和感なく楽しく読みました。無駄の無い流れるような文章で、それぞれの話が暖かくて、どんどん読み進められます。あとご飯が美味しそう!気軽にさくさく読めて、ホッとする読後感。作者さんの人間への視線の鋭さと優しさが覗えます。これシリーズになりますよね? この人達にまた会いたいので、次を楽しみに待っています。

  • 江戸時代の居酒屋さんに集まる人たちを描いたお話。
    タイトルだけ見て現代ものだとおもって手に取ったせいで、時代小説あんまり読まないから大丈夫かなと不安だったけど、最初から引き込まれて楽しく読めた。
    おいしそうなご飯と、ほっこりするお話と、只次郎さんのキャラがよかった

    シリーズのレシピ本とか出てないかしら
    お妙さんの料理食べたい

  • 4.0 ほんわかしてて面白そう。シリーズよんでみよ。

  • 初めて読む作品。美味しそうな料理に惹かれて読み始めましたが、人生そのものの味付けは人それぞれ。少しサスペンス風にもなっていて、良い意味で予想を裏切られた作品かも…。シリーズ物なので読み進めて行くのが楽しみです

  • そんなにうまくいくのか

  • 毎度言ってる気がするが、また新しいシリーズものに手を出してしまった…
    でも面白かったし、続きが楽しみです。
    江戸時代、確かに朝に炊いて夜は冷飯だろうなとか、昔の食の常識についてもハッとさせられることたびたび。

    只次郎さんは利口な方ですね。うつけのフリができるのは本当に利口な方だけだと思います。器の小さい人間は誇示しようとしてしまうものだものなぁ…と反省。

    ご飯がどれも美味しそうだったので次回も楽しみです。

  • 表紙とタイトルから想像した通り、美味しそうなお妙さんの料理がたくさん登場して、読みながら自分もぜんやに通っているような気になった。登場人物もみなちょっとずつクセがあるが人のいいひとたちで、みな深刻ではないが悩みや生きづらさを抱えている。そんな人たちの人生がぜんやで交差するのが面白い。シリーズで読んでみたいし、ぜんやの料理のレシピがあったら自分でも作ってみたいなぁと思った。

  • 着眼点に一捻りがある作者だという印象に違わず、居酒屋の若女将と武家の次男坊の絡みというお約束の設定の場に、鶯の鳴き付けを生業にする

  • ほっこり、できるお話です。
    『澪つくし料理帳』が好きだと話したら、友人がオススメしてくれた本です。
    気楽に読めるお話で、のんびりと続きを読んでいきたいと思います。

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著者プロフィール

1977年、和歌山県生まれ。同志社女子大学学芸学部卒業。2008年、「虫のいどころ」(「男と女の腹の蟲」を改題)でオール讀物新人賞を受賞。17年、『ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや』(ハルキ文庫)で髙田郁賞、歴史時代作家クラブ賞新人賞を受賞。著書に、『小説 品川心中』(二見書房)、『花は散っても』(中央公論新社)、『愛と追憶の泥濘』(幻冬舎)、『雨の日は、一回休み』(PHP研究所)など。

「2023年 『セクシャル・ルールズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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