情熱のナポリタン: BAR追分 (ハルキ文庫 い 20-3)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758440653

感想・レビュー・書評

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  • 宇藤くんの人生の転換期。彼の選択は私は良かったと思う。彼はちょっと物書きを目指すにしては知らなさすぎると思うし、見ていないと思う。柊くんの話はとても良かったけれど、そう簡単に子供を預かれる器量が宇藤くんにあると思えず、彼に色々違和感を抱く自分に気付いてしまった3作目でした。桃ちゃんは相変わらず可愛いし、純くんも気になる存在。宇藤くんを取り巻く人達と、お料理の描写がとても美味しそうなので、もう少し追いかけたいです。

  • 図書館の本 

    内容(「BOOK」データベースより)
    かつて新宿追分と呼ばれた街の、“ねこみち横丁”という路地の奥に「BAR追分」はある。“ねこみち横丁”振興会の管理人をしながら脚本家を目指す宇藤輝良は、コンクールに応募するためのシナリオを書き上げたものの、悩んでいることがあって…。両親の離婚で離れて暮らす兄弟、一人息子を育てるシングルマザー、劇団仲間に才能の差を感じ始めた男―人生の分岐点に立った人々が集う「BAR追分」。客たちの心も胃袋もぐっと掴んで離さない癒しの酒場に、あなたも立ち寄ってみませんか?大人気シリーズ第三弾。

    デビィがあんまり出てこなかった。
    宇藤くんの結果が出てないからシリーズは続くんだろうか?
    柊くん、いいなぁ。
    もしシリーズになるならば柊くんまた登場させてほしいと思うくらいかわいかった。

  • 今回も心温まるお話だったな~

    柊君可愛かった。モモちゃんの作る食べ物は魔法のようだね。
    みんな素直な気持ちになっていく感じ。

    ぶれない宇藤さんも素敵かもって今さらですが。

    ナポリタンとクリームソーダ、私もお願いします。

  • 2018.6月。
    ナポリタン大好き。このタイトルは反則だ。相変わらずおいしそうな中、少しずつ進む人たちのお話。

  • 管理人さんから脚本家へ、バーテンダーから俳優へ、それぞれの道に向かい、踏み出していく。私としては、のんびりな管理人さんの話も好き。そのままじゃいけないのか、このままでよいのか、人生の追分にたたずんで考える姿が目に浮かぶ巻。

  • 相変わらず、バール追分のメニューはどれも美味しそう。
    迷える大人に少し道が拓けて、明るい気持ちになります。

  • 追分という言葉どおり、人生の岐路に立つ人たち。その背中をそっと押す、優しくて美味しい料理の数々。心の栄養補給のため折にふれ読み返したい、出会えて良かったシリーズ。

  • BAR追分3作目。
    3作目にして宇藤君がどうも甘ったれているようにしか思えず、ちょっと苦手になってしまったかもしれない。ももちゃんの料理は相変わらずおいしそうで食欲をそそります。

  • ごく普通な人たちの顛末話。”ミッドナイト・バス”の作者さんなんだね。追分メニューじゃなかったけど「とんかつのお茶漬け」食べてみたい☆

  • 2018.4.11(水) 読了 15

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著者プロフィール

1969年三重県生まれ。中央大学法学部卒。出版社勤務を経て、2008年「風待ちのひと」(「夏の終わりのトラヴィアータ」改題)でポプラ社小説大賞・特別賞を受賞してデビュー。第二作『四十九日のレシピ』が大きな話題となり、テレビドラマ・映画化。『ミッドナイト・バス』が第27回山本周五郎賞、第151回直木三十五賞候補になる。このほかの作品に『なでし子物語』『Bar追分』『今はちょっと、ついてないだけ』『カンパニー』など。あたたかな眼差しと、映像がありありと浮かぶような描写力で多くのファンを持つ。

「2020年 『文庫 彼方の友へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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