立つ鳥の舞 くらまし屋稼業 (時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 396
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758443654

感想・レビュー・書評

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  • 歌舞伎好きなんで、楽しめた。このシリーズ、読んでみます。

  • 目に見えぬ潮流の中では、少数の意見は黙認されるし、賢人の目さえも曇ってしまう。それが民の恐ろしさだと一鉄は語った。

  • 赤也の過去が語られた巻でした。色々複雑に人が絡み合って、今も昔も男女は難しいんだねー、と思ったり。七瀬の怒る気持ちがよく理解できました。大丈夫、確実に七瀬が格上です。戦いのシーンは変わらぬ迫力。九鬼も何とか退けて、平さん最強かと思いきや敵わない相手もいるようで、次巻が早くも楽しみです。最後、皆が揃ったシーンにほっこりしてしまいました。

  • 葉月十二日、巳の刻。湯島天神内宮地芝居の舞台に、瀬川菊之丞を連れてきて欲しいのです」
    ――濱村屋の年若い主人・吉次からこう切り出された平九郎は、驚きのあまり絶句した。
    希代の女形であった菊之丞は、吉次の義父で、五年前すでに亡くなっていた。
    そして実は、吉次は赤也の義弟であったのだ……。赤也の隠されたもうひとつの人生に渦まく陰謀。
    平九郎たちが仲間のため命を賭して闘う天下無敵の時代エンターテインメント。
    三十万部突破の書き下ろし大人気シリーズ、第七弾。

    令和3年3月13日~15日

  • 序章 第一章 濱村屋 第二章 芝居合戦
    第三章 品川南区本宿にて 第四章 お節介焼き
    第五章 噂の濁流 第六章 おんなの矜持
    第七章 菊之丞 終章

    よく見たら シリーズ第七弾 だった。
    なんとなく雰囲気が分かったのでそのまま読み続けた。
    出番が少なかったけど七瀬が一番、茶屋の娘が二番目のお気に入り。

  • 今回は赤也がかっこよかった。
    やっと真の男になったね(ナニ

  • 最初で最後、そして、人生をやり直す大舞台。赤也の秘められた過去が明らかになる!裏稼業ではあるが人情味ある者、非情な怪物のような極悪人、路狼と呼ばれる辣腕の役人と三者がもつれ合う…。

  • 16
    やはり今村氏の作品は面白い。
    引き込まれた!

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著者プロフィール

1984年京都府生まれ。2017年『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』でデビュー。’18年『童の神』が第160回直木賞候補に。’20年『八本目の槍』で第41回吉川英治文学新人賞を受賞。同年『じんかん』が第163回直木賞候補に。’21年「羽州ぼろ鳶組」シリーズで第六回吉川英治文庫賞を受賞。22年『塞王の楯』で第166回直木賞を受賞。他の著書に、「イクサガミ」シリーズ、「くらまし屋稼業」シリーズ、『ひゃっか! 全国高校生花いけバトル』『てらこや青義堂 師匠、走る』『幸村を討て』『蹴れ、彦五郎』『湖上の空』『茜唄』(上・下)などがある。

「2023年 『イクサガミ 地』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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