あんの青春 若葉の季 お勝手のあん (時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.78
  • (31)
  • (64)
  • (58)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 467
感想 : 49
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758443807

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「食べることは空腹を満たすだけじゃなくて、薬にもなる」って言葉が胸に響いた
    自分も無意識に家族や食べる人のことや体調を想って料理してるものだと思った
    ちよの正直に言う性格が憎めなくて好き
    表紙カバーの絵がいいなって思ってたけど読み終わってなるほどと思った
    次の献立も気になる

  • あんちゃんと勘平の別れ、幸先が良いようにと願う。次巻も楽しみ。

  • 月刊ランティエ2020年4月号〜9月号掲載のものに加筆修正し、2020年12月ハルキ文庫刊。シリーズ3作目。おあつさんのことが、はっきりと書かれていました。おやすの修行話と関係する人々とのできごとが語られます。あまり大きな出来事はなく、次巻へ。

  • 【図書館本】お勝手のあんシリーズ第3弾。期待していたよりあまり良くなかった印象。おちよちゃんのひとことでおやすに感じていたモヤモヤが明文化された。“いい子ぶってる”、確かにそう捉えることもできるよな、と。この時代だからこそかもしれないけれど、みんな固定観念に囚われすぎでは。おやすの忠義心は褒められることではあると思うが……。次巻も読み進めます。

  • お小夜さんにおちよちゃん、勘ちゃんそれぞれに問題が沢山あってやすも悩むことが多くなっていく。
    嬉しい事も困った事も全部に一生懸命向き合う姿勢が少し辛い。もっと適当で大丈夫じゃないかと考えてしまう。

  • 時代小説版、赤毛のアン第3弾。

    ・おやすは台所付きの女中に。お給金がもらえる。しかも本書ラストでは、大旦那さんから、証文も年季もない自由の身なので、将来どこへでも行っていいとの言葉が。
    ・仲良しの「百足屋」のお嬢さん、小夜が江戸に嫁ぐ。
    ・同じ下働きの勘。前作で逃げ出し、金平糖売りについて行ったが、戻ってきて学問所で働きながら学ぶことに。しかしもう紅屋へは戻って来ず、一旦の別れ。
    ・女中仲間のおちよ。田舎の旅籠からの預かっている親戚だが、妊娠している。

    今回は色々あったわー。おやすも17?18か。赤毛のアンの詳しいストーリーを知らないから、先が読めない。それにしても登場人物のセリフが長い。1ページ以上にわたることが何回かあって、橋田壽賀子ドラマ?という勢いだった。それが、丁寧な心持ちが書かれてあったり、おやすがおちよに反論するところは、おやすを応援しながら読んだ。次回も楽しみ。

  • 「いい子ちゃん」すぎて苦手ですが
    物語は面白い。
    はやく続きが読みたいです。

  • シリーズ第3弾。
    「赤毛のアン」との親和性は感じられなかったけれど、それとは関係なしに十分面白い時代小説。
    続きが早く読みたい。
    [図書館·初読·4月14日読了]

  • いよいよギルバートが登場したのかな。

  • 第3弾
    おみねの謎解きが面白かった。
    勘助もよかったね。

全49件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

 小説家、推理作家。
『RIKO-女神の永遠』で第15回横溝正史賞。
 猫探偵正太郎シリーズ、花咲慎一郎シリーズ など。

「2021年 『猫日記 Cat Diary』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柴田よしきの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×