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- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758443807
感想・レビュー・書評
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シリーズ3作。立場も安定し人間としても料理人としても成長するあん。まっすぐで一生懸命な主人公をついつい応援してしまう。登場人物の細やかな心の動きや機微や繊細な料理のディティールを描く作者さんの力量に脱帽。
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お勝手のあんシリーズ第3弾。
16歳になり、正式に紅屋の女中さんとなったおやす。
政さんやおしげさんを始めとする紅屋の大人たちに温かく見守られ、着実に料理人として成長していく様が丁寧に描かれている。
その姿が眩しく、そして微笑ましい。いつまでも応援していたい、おやすはそんな子。
新しく登場した幸安先生はこれからの物語に深く関わりがありそう。
これからどうなっていくのか、何よりおちよちゃん問題はどう落ち着くのか、次巻が待ち遠しい。
しかし今までのお話はスラスラ読めていたのに、今回は読むのに時間がかかってしまった。決しておもしろくないわけではないけど、なんだか読みづらかった。そんな印象の一冊。テンポの問題? -
他の方も書かれていたが、説明的な長文の台詞が多くなったような。