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- Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
- / ISBN・EAN: 9784759313024
感想・レビュー・書評
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(08.12.2017)
P.82 もし、誰かに、あなたの人生でひとつ満足だったことは?と問われたら、私は「苦しいことから逃げなかったことです」と答えるでしょう。
短いけれど、すごく深い言葉。自分もいつの日か、自分が歩んだ人生を振り返る時、こういう事が言えるような生き方をしなければと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・幸福とは欲望の充足では決してない。人生は安泰でなくとも、たとえ波瀾つづきであっても面白いものだし、それなりの生き方がかならずある。不如意なことは力が出るチャンス。幸福とはいい時も悪いときも腐らず恨まず嘆かず、どんなときでも平然としていられること。
・苦労を不幸のように考えるのは間違い。苦労を乗り越えるから、自信が生まれる。欲望を充足させることは幸福のひとつには違いないが、それに慣れると欲望はだんだん膨張して、あれもこれもと欲張りになっていく。欲望はあり過ぎても困るし、なくても困る難しいもの。
・完全な意味で最も幸福な人とは、着物を投げ捨てるようにべつの困るしを投げ捨てることのできる人。欲望を充足させることを幸福だと思うのは大間違い。
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