堀文子の言葉 ひとりで生きる (生きる言葉シリーズ)

著者 :
  • 求龍堂
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763010094

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  • 自由は、命懸けのこと。

  • 心に響く言葉がたくさんあった。
    読んでよかった。

  • 九十五歳の日本画家、堀文子さんの
    珠玉の言葉が集められている。

    いつも自分に厳しく、向き合うこと。
    ここまでの仕事をされてきた人だから
    言える言葉ではあるのだけれど、
    まだ何もことを為していないワタシにも
    言葉をあてはめて生きるチカラをくれる一冊。

    「自分の生来もっている本能を
    もっと大事にしなければいけません」

    孤独と向き合い、覚悟を決めて、
    行く道を見定めて、突き進む著者の志の高さ、
    強さに、ひと言、ひと言、胸撃たれる想い。

    五十歳「なら」、まったく別の専門家になれるくらいの
    体力と判断力もある。だから迷ったり、気を散らすことは許されぬと考えて、新しい暮らしに踏み切った、と
    いう著者の言葉には、強く背中を押される気持ちに
    なった。

    心弱ったときは、何度も開いて読み返したい。

  • いまの心情にピッタリくる。
    しかし、作者と違って私のなんて世間知らずで甘ったれなことかと思う。
    人生は波乱万丈かと思ったが、案外たいしたことないのかもなあとも思う。

  • ときにユーモアを含んだことばたちは、じんわりと、ずっしりと心に響く。
    また是非読み返したい。

    枯れたひまわりにみた、死とは解脱、新たな生命の誕生。これが私は印象的だった。

  • 堀さんの凛とした生き方が眩しい。女性として、人としても、とても輝いて見える。

    90歳を過ぎてもなお、人として1ミリでも上昇したいだなんて、恐れ入る。堀さんからすればまだまだ小娘の私は、現状に甘えず、もっともっと上昇しないと。いえ、私自身ももっと上昇したいと思うのです。

著者プロフィール

1918(大正7)年、東京・平河町生まれ。女子美術専門学校(現・女子美術大学)卒業。52年、上村松園賞を受賞。60年より3年間に渡り海外を放浪する。帰国後、神奈川県の大磯に転居、74年、第一回創画会出品、以後創画会を中心に作品を発表する。81年軽井沢に、87年イタリアのアレッツォにアトリエを持つ。同年神奈川県文化賞受賞。著書、画文集に『トスカーナの花野』『時の刻印』『命の軌跡』他多数。

「2021年 『人生の達人・堀文子の生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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