コーヒーが冷めないうちに

著者 :
  • サンマーク出版
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本棚登録 : 6337
レビュー : 725
  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763135070

感想・レビュー・書評

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  • この喫茶店が現実にあるとしたら行ってみたい。
    あの時ああすれば良かった、
    こう言えば良かった、
    こうすべきだった…
    思う過去はたくさんあるけれど、今日も健やかに生きていることをありがたいと思った、そんな一冊。

  • 2017年本屋大賞の受賞作品

  • 久しぶりに小説でグッときた。舞台も登場人物も狭いですが、それが逆に分かりやすい構成になっていました。
    基本悲しいストーリーやけど、いつも最後にかすかな光を残して終わるので、読後感もいいです。

  • 長編のような短編集。
    『恋人』『夫婦』『姉妹』『親子』の全四話。
    物語の設定や文章のリズムがキッチリしてるので、
    とても読み易くて面白かったです。

    ただ、
    前半の二話は『ありがちなストーリー』だったので、
    「まぁ、面白くはあるけど、、、普通だな。」
    くらいでしたが、
    後半の二話で『ボロ泣き』しました。
    笑。
    一読の価値は充分にあると思います!!

  • 元劇団の脚本家が書いた小説だからか、情景が浮かびやすく読みやすい。読書初心者にはもってこいなのではないか。
    私は「夫婦」の話が好きで、話も良かったのだが、特にラストの幽霊が閉じた本のタイトルが「夫婦」だったのがとてもよかった。

    さて、この本は後悔の色を強く残す本であるために、後悔について考えてしまった。後悔は、きっとどんな人間にもあるからこそ、人はみんな少しずつ辛い思い出を抱えていると思うと、とても切ない。気持ちを変えて、これからに繋げていくことでしか、後悔を和らげる事は出来ないのかなぁ

  • 涙腺なんども崩壊!人は誰しも困難を抱えて生きている。登場人物みなが愛する人のために自分の人生を賭けて、進むべき道を選択する。この喫茶店で起こるある事をきっかけに…。それは自己犠牲でもあるし、究極の幸せでもある。点と点が繋がっていくミステリー的な面白さ、本当は幽霊という女性のユニークな設定など、一気読みにて読了!

  • 色んな制限があるタイムマシン。
    席も立てず、時間制限あり、現在は何も変わらない。。。
    何が嬉しいのかと読み始めたが、
    なるほど!!と思うことばかり。
    自分ならいつに飛んでいくかな。。。???

  • なるほど売れるわけやわ。

    ・他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えることが出来る。
    ・幸せは探しに行くものではなく、自分の中にある。

    小説というのは、無用に難解になる必要はないし、読者に媚びる必要もないと思う。読者の方に選択の自由があるように、小説家の方にも表現の自由がある…

    と書くと、この本が難解なように聞こえるが、そうじゃなくて逆。この本は読みやすいが、とっても大切な事が書かれていると思う。その読みやすさ故に「こんな大切な事を薄っぺらく書きやがって」みたいな誤解を生む可能性があるんじゃいかと危惧するのである。

    全編を通してとても良い話。最終話が焦眉なのは当然のこととして、俺は房木さんと高武さんの話が凄く好きで、手紙の中味を読んで涙をよーこらえきれなかった。

  • 第一話 キャリアウーマンとその彼氏の話。彼氏はアメリカの会社へ行くことを決断し、キャリアウーマンは伝えられなかった思いを過去にいき伝える。
    第二話 若年性アルツハイマーである夫と看護師の妻の話。病状が進行していき看護師として関わることを決める妻が最後の夫からの手紙を読み、関わり方を考え直す。
    第三話 水商売の姉と実家の旅館を継いだ妹。妹が姉を説得することを諦めなかった理由とは。
    第四話 計と流の子どもの話。

  • 112冊目

著者プロフィール

川口 俊和(かわぐち としかず)
大阪府茨木市出身。1971年生まれ。元・劇団音速かたつむり脚本家兼演出家。代表作は「COUPLE」「夕焼けの唄」「family time」等。本作の元となった舞台、1110プロヂュース公演「コーヒーが冷めないうちに」で、第10回杉並演劇祭大賞を受賞。『コーヒーが冷めないうちに』で小説家デビュー。続編として『この嘘がばれないうちに』が刊行され、最新刊『思い出が消えないうちに』も2018年9月19日に発売。
『コーヒーが冷めないうちに』はヒット作となり本屋大賞にもノミネート。映画化され2018年9月21日に公開。

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