スティーブ・ジョブズ神の交渉術: 独裁者、裏切り者、傍若無人…と言われ、なぜ全米最強CEOになれたのか

著者 :
  • 経済界
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766783896

作品紹介・あらすじ

アップルの創業、iPodの開発、『トイ・ストーリー』『ファインディング・ニモ』などを手がけたスティーブ・ジョブズ。傲慢で自己中心的な性格から、多くの敵をつくってきたにもかかわらず、その破天荒な手腕で、今なお多くの成功を手中に収め続けている。凄まじい交渉現場の真実が明らかに。

感想・レビュー・書評

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  • いくら能力が高くても、こんなヤツとは仕事はしたくないな

  • 蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか

  • ネットなどでウワサを聞くにつけ、スティーブ・ジョブズは相当に「イヤなヤツ」らしい。この本、その「イヤなヤツ」っぷりを余すところなく?書き出したものなのである。

    無情である。ジコチューである。傲慢である。他人の手柄を横取りする。約束を守らない。幼児的に激する。言い出したら聞かない。

    部分的にそんなヤツなら何人か見たことがあるが、どうも、かれらを全部足した(頭数で割らない)よりなおイヤなヤツっぽい。

    凄いヤツだ。

    世の中で大成するのは、なにしろ「強い欲求」を持った人間だ。逆境にあっても決して日和らず、たとえ飢え死にしようがガンとして節を曲げないヤツが“勝つ”(必ず勝てるわけではないが)。

    この本、そんなヤツからビジネス(成功)のヒントを読み取ろうというものなのである。

    早さ。強腕さ。厚かましさ。冷徹さ。情熱(と説得力)。諦めない。「できない」と言わせない。自分では手を下さない。

    だが、そんな希代の“天才”から学べるものではない。学んだってうまくいくハズがない。そんなヤツにもし出くわしたら、「すいません、負けました」と言ってすごすごと立ち去るしかない。イヤですよ、オレは。

  • 今まで読んできた本は、比較的、ジョブズに対して好意的だったが、この本はまったく違う。冷静な目でジョブズの行ってきた非道徳的行為を批評し、ニュートラルな立場から、それらの行為自体がビジネス上どのような効果、結果を導き出したかを解説する。結果として、ジョブズの怖さ、凄さを物語る。 この本を読み終えて、「ジョブズの部下でなくてよかった」と胸をなでおろした。自分の上司に不満を持つサラリーマン諸氏に勧めたい。

  • フェアかどうかは小さいこと。フェアに戦って負けるなら、アンフェアでも勝つことが重要。
    誰が、いつ、どのような形でどんな情報を出すのかルールを決める。それが情報戦略。
    手柄を立てられない好人物では役に立たない。検挙な無能者で終わる。

  • ジョブズをまとめた本を読んだ。ジョブズの人としては足りないところがよくわかった。人を蹴落としたりや自己中心的な性格であったりだとかである。ところどころ学ぶべきところはあったと考える

  • この人は年をとって丸くなったのだろうか

  • ジョブズ本、特にジョブズのイケイケな側面をして武勇伝でんででんでん な気持ち良さ。
    ただ何がそこまでジョブズを駆り立てたか。
    一つにエゴはあるだろう。だがそれにも限界がある、とすればユーザーオリエンテッドを追求した一つの形とは言えまいか。
    自分のためには、よー買わんが、人にサプライズあげるためなら買えるとか、あるやん?

  • スティーブ・ジョブズの仕事に対しての「貪欲さ」・「執念」を感じた!!

  • 【メモ】

    ジョブズのエピソードは面白い(当事者達にとっては面白くも何とも無いだろう)が、とにかく著者の主観がチラチラ入るのが気になる。

    そして時系列がバラバラで読んでいて多少混乱する。

    本文中にジョブズは「太陽」(少し離れると心地よく快適だが、近づきすぎると焼き尽くされる)という例えがあるのだが、本書を読むにつれて「なるほど」と唸らされる。

    しかし著者はジョブズの事が人物としては好きではないと思われるので、どこまで鵜呑みにしていいか迷う。

    でも本書に収録のエピソードはどれも面白いと思う。(2回言いました)

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著者プロフィール

ビジネスコンサルタント

「2022年 『イーロン・マスクはスティーブ・ジョブズを超えたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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