ゲームを斬る! (Role&Roll Books)

著者 :
  • 新紀元社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775304563

感想・レビュー・書評

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  • 2019年12月5日読了。安田均が様々な海外のアナログゲーム(ボードゲーム/カードゲーム/TRPG)の当時の最新トレンドについて語る本。いやこの人、翻訳やゲーム制作・監修などやりながらいつここまでゲームをやり込む時間があるんだろう…?海外のコンベンションでやるのか。簡単で誰でもできて奥が深い、ゲームがよいのは当然だが、論理的に考え抜いて最善手を探すゲーム、交渉がキモのゲームにカードのデザインの美しさを楽しむゲーム、発想の奇抜さがウリのゲームなど色々あるものだ…。マップを作成するようなゲームをTRPGシナリオに活かす、というアイデアは(時間があれば)盛り上がりそうだ。コンピュータを使わないゲームは、流行り廃りこそあれどなくなることはない、気がするな。

  • いろいろ間違えとかがあるこの本ですが(エラッタが「グループSNE」のWebサイトで見られます)、1番大切なのは、安田均が、ゲームを遊んでいるのが、とっても楽しそうなことだと思います。

    わたし自身も、グループSNEの「カープス戦記」や、「安田均のゲームバトルロイヤル」がなかったら、TRPGの世界で止まっていて、ボードゲームの世界には、入っていなかったと思います。

    確かに、自分の興味の移り変わりが、そのまま、ゲーム界の動きにみえてしまっているところはあるのですが、それでも、

    「おもしろいよ!!」

    と誘うんじゃなくて、楽しんでいる様子を見せるというのは、遊びにとって、とっても正しいことだなぁと思います。

    ということで、「斬る」ところまでは、もしかしたらいっていないかもしれない。
    この題名から、まさか、テレビゲーム以外の話題がでてくるというのも、見た人にはわからないだろうという部分はあるのですが、とってもゲームを遊んでみたくなる本なのは、たしかです。

  • まだボードゲームがそれほど知られていなかった時のガイド的な本。D&Dはコンピュータゲームへ発展していったので今では別ジャンルという感じ。

  • イマイチ。雑誌などに書いたコラムを集めただけで、面白みがなかった。
    ●面白かった点
    特になし。
    ●気になった点
    結局何を言いたいのかがよくわからなかった(たぶんゲーム業界の動向を紹介したかっただけか?)。

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著者プロフィール

1950年生。翻訳家、ゲームデザイナー、小説家、アンソロジスト。株式会社グループSNE代表。訳書にスミス「魔術師の帝国《1 ゾシーク篇》」「魔術師の帝国《2 ハイパーボリア篇》」、ウィルヘルム「翼のジェニー」(共訳、アトリエサード)、フィルポッツ「ラベンダー・ドラゴン」、マーティン「サンドキングス」(早川書房)、プリースト「逆転世界」(東京創元社)、ワイス&ヒックマン〈ドラゴンランス〉シリーズ(KADOKAWA)等多数。

「2020年 『魔術師の帝国《3 アヴェロワーニュ篇》』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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