- Amazon.co.jp ・本 (41ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776400783
感想・レビュー・書評
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「いまから100年ほど前、エリック・サティは、パリの街を歩いていました。山高帽をかぶり、ネクタイをつけ、まともすぎるほど、まともに見えました。でも、はずかしそうなそのほほえみのしたで、サティはずっと考えていました―新しい音楽をうみだしたい。それまでの決まりごとにはとらわれず、だれもきいたことのない新しい音楽を、と。」
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近所の図書館の児童書コーナーでたまたま見つけて借りました。ストーリーの語りやイラストなどが、サティの音楽と同じように「明と暗」「正気と狂気」「醜と美」の様なものを上手く共存させているような印象がしました。
読後感も、わかりやすい教訓みたいなものは与えてくれません。
タイトルにもあるように(乱暴に言えば)「かわりもの」の一言で括られてしまいがちなエリックサティの人生を絵本の題材として取り上げ、子供たちへの架け橋を作ったことに驚きと拍手を。 -
音楽
絵本 -
絵だけ見ていても楽しめるし、逆に子供の方がこのかわりもののサティさんを好きになれるのかなぁ。その点大人が読んだらダメだ。なんかもう、え、なに、で?って思ってしまう。
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サティの変人ぶり。恋人を窓から投げている。
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「3つのジムノペディ」や「グノシエンヌ」といったピアノ曲が有名ですが、他にも「犬のためのぶよぶよした前奏曲」など風変わりなタイトルの曲を作ったエリック・サティさん。音楽界の異端児と呼ばれるサティさんは本当に、相当のかわりものだったみたい。友だちとケンカ したり恋におちたり、奇想天外な舞台を作り上げたりしながら新しい音楽をうみだすサティさんを描いた絵本は、サティさんの曲みたいにとっても心地いい。
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奇人サティの絵本。
どのくらいほんとうなのかはよく知らないけどすてきな絵。 -
かわいい
サティについての忠実な記述