- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776405382
作品紹介・あらすじ
巣からおちて、まいごになったちびフクロウ。「だいじょうぶ。おいらがかあちゃんをみつけてやるから」とリス。「で?きみのかあちゃんはどんなかんじ?」「ぼくのママはね、すごーくおおきいんだ。こーんなに」。ちびフクロウのジェスチャーをヒントにリスがつれていったさきは…?ビスト最優秀児童図書賞、エイリース・ディロン賞同時受賞。
感想・レビュー・書評
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小さな子供たちといっしょに、絵本コーナーで読んでいました。
ブルー、グリーン系の絵に、オレンジ系の背景ページと色彩がとても鮮やかな印象。お話しとともに絵としても魅かれた本です。
高い木の上で、うとうとするフクロウの子供。お、おーっと木から落ちて迷子になり、リスと一緒に森の中を探し回ります。なかなか見つからないお母さんに、フクロウの子供の不安そうな表情。背景に隠れたお母さんフクロウは見つかるか?
お母さんが見つかった時の、見開きいっぱいの絵には安心感と、嬉しさがいっぱい。それにしてもお母さんフクロウはでかい!
最後にはおちも付ついていますので、子供にはうけるなあ。
クリス・ホートンはアイルランドの絵本作家で、アマゾンでみると他にも2作ほどあるようです"Oh No Geroge!"の方はまだ訳が出ていませんでした。読んでみよう! -
お母さんと一緒に巣で眠っていたちびフクロウ。
ところが巣から落っこちて・・・
「ぼく、まいご」というちびフクロウを、リスがお母さんのところにつれて行こうとするのですが・・・。
ストーリーはよくある感じなのですが、絵の色づかいがとっても好み。
暗いトーンと明るいトーンの配置が絶妙です。
ちびフクロウのまんまるな瞳がたいそうめんこい。 -
子供の読み聞かせに選んだはずが、すっかり私のお気に入り。
まず絵がかわいいし、お話だってかわいい。
優しいけれどおっちょこちょいなリスもかわいいし、リスのあとをついて行く子フクロウもかわいい!
よく絵を見れば、とても狭い範囲で起こった物語だということが分かるのですが、子フクロウとリスを見ていると、とっても広い場所を右往左往しているようで応援したくなってきます。
ママフクロウに会えたときの子フクロウの反応は、こちらまでうるっときてしまいます。 -
いねむりをして木から落ちたふくろうぼうや。迷子になっちゃった…気は優しいが早とちりのりすがお母さん探しにのりだしますが、お母さんは大きい、と言えば熊を、耳がとんがってると言えばうさぎを連れてくる始末。りすが誰を連れてくるか、子供とあってっこするのも楽しそうです。
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オススメです、『ちょっとだけまいご』。 色合いが素敵。日本の絵本には絶対なさそうな色合いです。
アイルランドからきた絵本。
最初の出会いは……本屋さんでMOE絵本屋さん大賞2013にノミネートされた絵本が並べてあってですね。はい、立ち読み~。七冊ほど読んだのですが、ピカイチ☆
まいごになったフクロウの子。りすに「で、きみのかあちゃんどんなかんじ?」と聞かれて説明するのですけどね、なかなか説明しきれないのですね……。
可愛いフクロウの子に胸きゅんです。
絵のタッチはもちろんのこと、訳の木坂 涼さんの文章が、ほのぼの良い感じでもあります。
初めての出会いから数日後、本屋さんで表紙を見たときには、即、買ってましたね。 -
フクロウの子どもが寝ぼけて落ちてしまう。
ネズミと出会い、お母さんの特徴を言うと、大きいでクマの元へ、耳がとんがっているでうさぎの元へ、目が大きいでカエルの元へ連れていかれるが、カエルがフクロウのお母さんを見ていて、無事お母さんと出会うことが出来る。
お母さんフクロウはおいしいクッキーがあると、ネズミとカエルを巣に誘うのだった。
そうして、またフクロウの子供が落ちそうになる…。
フクロウのお母さんがとても大きい。
タイトルがかわいい。 -
リスの勘違いのお母さん探しに、子どもが大喜び。
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私たちは自分の置かれている状況がなかなかみれない。正反対の状況と比べなければ。
また、自分がどんなに恵まれているか、失ってはじめてわかるのだ。
ダニエル・デフォー
子どもたちはみんな守られているし、守られるべきなんだ。
いつもそう思うし、自分は守られてきたんだって、大人になってそう感じる。
みんなそうやって今があるんだ。
昨日本屋で、もう一冊の絵本。「しーっ、秘密のさくせん」を立ち読みしていました。こちらも素敵な絵でしたよ。
昨日本屋で、もう一冊の絵本。「しーっ、秘密のさくせん」を立ち読みしていました。こちらも素敵な絵でしたよ。