なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?

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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777106530

感想・レビュー・書評

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  • 生き残るには変化するしかない
    責任は自分にある
    労を惜しまず質に拘る
    コストカットをしだすと癖になり逆効果になる
    会社の競争力を失うコストカットは失敗への第一歩
    前進する努力
    信頼し何かを変えたいならまず自分を変える
    勤めた期間は評価の尺度にならない、能力、業績、仕事の効率で評価する

  • 題名にエグゼクティブとあるので、経営層向けの本なのかもしれないが、部下を持つ立場の方までが対象と考えていいだろう。
    内容は、ややご都合主義的な内容が半分ほどある。
    だが、この本の素晴らしいところは、読みやすい点だろう。長々と読んで気づきが少ないよりも、さっさと読んで気になったところを振り返る・・・というには丁度よい
    興味があれば、さっさと読んでしまえばよい。
    そういう本だ。

    メモ)
    ・早期退職だけの選択肢ではなく、エキスパート組合のような特殊な部署をつくり、人材活用をはかる
    ・リーダーの多くは自分のクローンを部署に配置したがるが、それは問題解決にならない。多様性、適材適所が求められる
    ・経営層による失敗、彼らは「リスト」に入っているか?
    ・中間管理職も経営の誤りに気付けば是正を求めるべき
    ・適切な時期に重要な決定を行うべき人たちが何もせず、無知蒙昧だったために会社が消滅する事態もありうる
     何も決断しないのが一番よくない
    ・コミュニケーションの問題はリーダーシップの問題
    ・自分を変えるのは自分しかいない
    ・会社の経営は参加型だが民主的ではない
    ・エグゼクティブに求められるのは「決定をくだす」「統制をはかる」の2点
    ・リーダーは「私たちがやろうとしていることはこれだ!」といつも声をかけていないと、実行できなくなる
    ・部下には上手に管理される権利がある

  • 6話 社長のクローンは働き者ばかり
    8話 自ら働く新人社員と指示待ちベテラン社員
    13話 エグゼキュティブは気球に載って仕事をしなさい

    特に8話のアンの働きが印象的やった。

  • チェック項目6箇所。本書はなんらかの集団を率いる方々を対象としている、経営管理のための行動を改善する際に大変役に立つはずである、現実に起こり得るわかりやすい場面を設定し、よく考え、自分を知り、常にコモンセンスを考慮することで自分を改善する方法を示している。ずっと変わらずにいるものは何もない、変化し続けるこの世界では、進化するか、しないかという選択の余地などない、生き残るには進化するしかないのだ。私は長いこと、すべてを不運のせい、他人のせい、世の中のせいにしてきたが、今では、責任はこの私にあったと悟っている。自分の会社には、能力のない社員、仕事のできない社員がやたら多いと思っている人はいないだろうか? 部下の扱い方や管理のしかたを改善すれば、会社の問題は解決するのではないだろうか? 今後、さまざまな案がテストされ、却下されるものもあれば発展していくものもあるだろう、そしてやがては、今では想像できないような新たなやり方に行き着くことになる、だが、今日第一歩を踏み出さなければ、いつまでもそこに行き着くことはない。重要なのは、みんなが均一なことではなく、みんながそれぞれの役職に適していること、そしてみんながうまく組織され、やる気があり、よく管理されていることだ。

  • ①ビリオネアになるために必要な行動は?
    ・進化し続ける
    ・質にこだわる
    ・競争手段(強み)のコスト削減は行わない
    ・何かを変えるなら自分を変える
    ・コミュニケーションが大切

    ②気づき
    ・変化し続けるこの世界で生き残るには進化するしかない
    ・一番先に出てきたアイデアが一番いいアイデアであることはめったにない
    ・何も決断しないのが一番よくない
    ・難しい局面の時に真価が問われる

  • 読むだけで、仕事と人生の業績がUPするショートストーリー/Why do executives play golf? ― http://www.goma-books.com/product_1712.html

  • ビジネスのやり方指南ショート集。ブックオフで100円で購入。実話が随所に盛り込まれて分かりやすい内容。ただ本で紹介するあるべき姿にどうやったらなれるかの検討ハードルが高い。と思うことがハードルを高くしているのでしょうが。

  • ゴルファーは、ゴルフバッグの中の14本のクラブから、最もよい結果が出そうなクラブを選ぶ。同様にエグゼクティブは、入手できる資源(人材や物資)のなかから、目標を達成するのに最も役立ちそうな人材や物資を選ぶ。 見極めを終えたゴルファーは、次に最適なスタンスをとり、クラブのグリップを正しく握る。この動作は、ショットを成功に導くためには非常に重要で、いわば「成功のための最低限の保証」となる。ゴルファーはこうしてショットを放つ前の準備を整えるが、同様にエグゼクティブも、ことを起こす前にしっかり準備する必要がある。

  • 速読の練習用。タイトルには惹かれるが、中身は持続策より今の打開策を、できない理由よりできる理由を、などの他書でも見られるもの。今更読む理由は薄い。

  • 内容としては13の物語から構成されていて
    1つ1つの物語に経営やビジネスの関するノウハウと格言が書かれている。

    その中で、いくつかの格言を紹介したいと思います。

    「ずっと変わらずにいるものは何もない。変化し続けるこの世界では、進化するか、しないかという選択の余地などない。生き残るには進化するしかないのだ。」

    これは、どことなく進化論で有名なダーウィンの格言を思わせるような格言ですが
    進化論だけでなく、もちろんビジネスの世界でも当てはまることは、容易に想像つきますね。

    社会というものが常に変化をしている中で、生き残るためには
    個人としても組織としても変化することが不可欠なのは確かなことだと言えます。

    「労を惜しまず質にこだわることで、逆境を新たなチャンスに変えることができる。」

    この格言は何か特別なことではなく、さまざまなビジネス書でも書かれていて
    ごく当たり前のことなんですが結構、気に入ってます。特に「労を惜しまず質にこだわる」という部分が。

    人間はどうしてもできるだけ楽して仕事しようとしたり、早期に結果を求めてしまい
    「労を惜しまず」とは、なかなかできてない時が多いです。
    自分ではそんなことないつもりですが、客観的に見れば誰にだって当てはまってしまうものです。

    「会社がエンジン全開で調子よく動いているときは、何ら欠点のない好ましい上司に見える。だが、難しい問題に直面して重大な判断を下さなければならなくなったときには、その上司の別の面が見える。」

    この格言は、孔子の言葉
    「好調なときはだれでも余裕がある 真価は苦境、逆境のときに表れる」と意味はとても似ている。

    特に上司と部下という、はっきりした関係がある場合には
    苦境や逆境に立った時の人となりや決断、行動というものは顕著に表れてしまうものでしょう。
    こういう時にこそ、きちんとした決断や行動をとれるように心がけたいですね。

    本書の中には、他にもいろいろな格言が書かれています。
    ストーリーと合わせて格言が書かれているので、とても理解しやすいです。

    簡単に読める内容ですので、ちょっと時間の空いたときに読んでみるのにオススメです。

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