裏閻魔2 (ゴールデン・エレファント賞シリーズ)

著者 :
制作 : エイ出版社編集部 
  • エイ出版社
3.75
  • (20)
  • (78)
  • (42)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 301
感想 : 53
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777921416

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「裏閻魔」の続編。多分続くだろうと思っていたけどやっぱり続いた。

    主人公のツンデレ的な中途半端な優しさが裏目裏目に出まくる感じ。でもその性格が放っておけない感じで作中の一部の人に好かれちゃうんだと思う。

    今作での出来事は一応収束するけど、前作で離れてしまった奈津さんと結局再会せず終わり、多分その件は次作で決着がつくものと思われる。

    でも不死者だから結局最後どうなるのか、そこが気になる。時代が現代まで進むのかな。
    次も楽しみ。

  • 裏閻魔シリーズの第2弾。
    戦後復興の混乱の中、閻魔の身内に巣食う鬼に誘われるように、様々な人が吸い寄せられてくる。死を求める者や不死を望む者などがそれぞれの悩みを感じとりつつも、あえて「人としての生」を貫き通そうとする。

    最後となる第3弾で、閻魔は奈津と再会できるのか、閻魔と夜叉は生き続けるのかなど、どうなるのか次作が楽しみである。

  • 裏閻魔の続編ですが、弟子の善哉が悲しすぎます。不死身の二人、閻魔と夜叉の行きつくとこはどこなのでしょう。3部作だそうですが、3も購入しそうです。

  • 今回は昭和20年から29年。
    時代が流れていたと言う感じ。

    特に大きな事柄もなく閻魔の生活が続く。

    第三弾で最後とか・・・。
    楽しみです。

  • 閻魔と夜叉、二つの「鬼」の戦いを読んでいるとこの世に絶対的に正しいことなんて ないような気がしてくる。 永遠に生きるということは愛する人を永遠に失い続けるということで。 その孤独を思うと耐え難い苦しみに胸が締め付けられる。

    • tsuzraさん
      ななんと!裏閻魔に2が出たとは!!
      読む気満々です。
      レビューありがとうございます。
      一番ではないですか!(笑)
      ななんと!裏閻魔に2が出たとは!!
      読む気満々です。
      レビューありがとうございます。
      一番ではないですか!(笑)
      2011/11/15
全53件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

秋田県生まれ。『裏閻魔』で第1回ゴールデン・エレファント賞を受賞し、デビュー。他の著作に『陰陽師と無慈悲なあやかし』『なぞとき紙芝居』「夜見師」シリーズなど。秋田県在住。

「2022年 『異邦の使者 南天の神々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中村ふみの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×