竜の学校は山の上 九井諒子作品集

著者 :
  • イースト・プレス
4.29
  • (400)
  • (351)
  • (118)
  • (11)
  • (1)
本棚登録 : 2906
感想 : 229
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781605456

作品紹介・あらすじ

勇者は孤独な里帰り、女子中学生の天使は進学に悩み、 ケンタウロスは馬車馬のように働く、今日も大学の上空には竜が飛ぶ…… あたりまえのように、そこにある非日常。 現実(リアル)と幻想(ファンタジー)が入り混じる「九井ワールド」へご案内!  ウェブや同人誌即売会で発表された7編に加筆修正を加え、描き下ろし2編もあわせて収録。 ウェブや同人誌即売会で作品を発表し、広い世代から注目を集める新星、初の作品集!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ものすごく面白かった

  • 短編集。

  • ど真ん中ファンタジー世界の余白を切り取るのがうまい
    このアプローチでダンジョン飯が生まれたんだなというのがよくわかる

    途中からダンジョン飯のプロトタイプ作品を勝手に期待してたので入ってなくて勝手に落胆

  • ファンタジーがファンタジーじゃなかった。
    面白い。

  • くず好き。

  • 買って長らく積読してたけどようやく読了。
    序盤の、「魔王を倒した後」系のいくつかの話と、和風の話が良かった。
    読み終わって初めて表紙が馬人であることに気がついた。

  • 「竜の学校は山の上」を読んで、小柴博士のスーパーカミオカンデが頭に浮かんできました。ニュートリノって竜だ!と思ってしまった。

  • 1冊で10冊分の面白さ

  • 裝幀/新上ヒロシ(NARTI;S)
    本文DTP/臼田彩穂(イースト・プレス)

  • どの作品集よりも一作品一作品がシリアスで、クスリ笑いすら出ないものすらある。より切なめなショートショートが読みたい時に。
    表紙絵にもされてる「現代神話」が1番インパクトあった

  • 帰郷
    魔王
    魔王城問題
    支配
    代紺山の嫁探し
    現代神話
    進学天使
    竜の学校は山の上
    くず


    夢想したことがある世界が描かれていてなつかしくなった

    集団心理や役割的性格、個人の特性などを観察実験されてくずとして認められ、政府からサンプルとして保護してくれ
    とか働きたくなくて考えていたり。

    先天性の障がいの場合、不便と感じないのではないか
    え、翼ないの? 飛べないとか不便で大変だねーかわいそう
    なんていわれても、そうなのかな、わかんかいとしか思わなそうだ

    ガラスの天井や下駄はかせなど性別による労働における差別
    体力、筋力、身長、妊娠出産による時間的制約の可能性、生理などの性差がたしかにある
    個人差もある
    昔の家族の形(同居親世代+大黒柱+専業主フ)と、健康で体力のある労働者を前提として築かれてきた会社制度と社会制度
    もしまったく異なる特性のものとともに働く場合、それを0から作り上げる場合、どのような環境や制度、労働形態とするのか
    まさかのケンタウロス
    自分が特性として弱者側の立場での見え方を体感してほしい


    代紺山の嫁探し
    現代神話
    竜の学校は山の上
    がお気に入り

  •  九井さんのデビュー作。それ自体ほんわかする。しつつ、こうなったら楽しそうねーとは思うものの、どの話も刺さる。
     『現代神話』と「竜の学校は山の上』が好きだな〜特に。

    ・現代神話
     馬人(ケンタウロス):タナベくんと奥さんのポジティブさと言うか、明るくてほわ〜っとしてて前向きな雰囲気が良い。関連づけて考え出したらキリがないけど、兎に角奥さんカワイイ。大きいパンツもかわいい。文句言わずに精進料理で痩せていく旦那さんもカワイイ。ほんわかする。タナベくんがベンチに腰掛けた図もかわいい。そして少しホロっとする。

    ・竜の学校は山の上
     ヒリュウのよし子(4)がめちゃくちゃ愛い。もはや尊い。P.237〜の一連の流れがとてもスキ。
     「竜なんか役に立たないから大切にする意味はないと言われても〜」てアズマくんの問いに対する香野橋部長のセリフ…あと「世の中にはなーふたつのものしかないっ〜」に痺れた。
     キツネのブドウ。

  • 丸井鯨子さんの作品は・・・「ひきだしにテラリウム(2013)」、「九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子(2012)」に続き・・・ 『竜の学校は山の上 九井諒子作品集(2011)』 ”進学天使”が切なくてよかったなー。

  • この作者はほんとに竜が好きですね。
    他の作品集に比べて描き込みが少なくてさみしいところが多いですが、
    十分楽しめる一冊かと思います。
    私は嫁さがしの話が一番好きです。

  • ファンタジーでありながら、シリアス。「ダンジョン飯面白かったから他の作品も読んでみよー!」ってノリで読み始めたので面食らった。現実の社会問題にも通じるものがあると思う。

    人の数だけ善悪があって、好き嫌いがあって、そして損得がある。

    どの短編も、最後に救いを残してくれていたので読後感は穏やか。

    私は特に勇者と魔王に関する前半のお話が好き。勇者と、魔王の妻になった王女が特別印象に残ったなぁ。2人は、どんな選択肢を選んでいれば良かったのかなぁ。

  • RPGに浸かっていた身分にはとても心地よい作品。魔物と、感情移入しやすい行動に従うキャラクター達が物語に引き込んでくれる。いつまでも浸っていたい世界。

  • ずっと気になっていた作品。
    買って良かった。

  • 蜀崎ェュ縲ゅ←繧後b蜻ウ繧上>豺ア縺?s縺?縺代←縲√?檎樟莉」逾櫁ゥア縲阪?鬥ャ莠コ縺ィ迪ソ莠コ縺ョ縺ゅl縺薙l繧誰HK縺ァ繧?▲縺ヲ縺滓弌譁ー荳?縺ョ繧「繝九Γ縺ソ縺溘>縺ェ諢溘§縺ァ蜍輔°縺励※谺イ縺励>縺ェ縲ゅ≠縺ィ縲∬。ィ鬘御ス懊〒繧ゅ≠繧九?檎ォ懊?蟄ヲ譬。縺ッ螻ア縺ョ荳翫?阪?菴募コヲ隱ュ繧薙〒繧り憶縺??ゅ■繧?≧縺ゥ濶ッ縺?&縺ウ縺励&縺ォ貅「繧後※縺?k縲

  • 星新一のショートショートを読んだような、不思議な気分が残るファンタジー短編集。

  • 代紺山の嫁探し、現代神話(馬人・猿人の話)、が好き。

    進学天使は終わり方が哀しくて好き。

全229件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

pixivやコミティアで活動し、2011年、短編集『竜の学校は山の上 九井諒子作品集』でデビュー。13年『ひきだしにテラリウム』で、第17回「文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞」を受賞。14年より「ハルタ」にて連載開始した『ダンジョン飯』は、「2015年度コミックナタリー大賞」「このマンガがすごい!2016」オトコ編、「THE BEST MANGA 2016 このマンガを読め!」「全国書店員が選んだマンガランキング2016」と数々の賞で1位を獲得した。

九井諒子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×