- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781605708
感想・レビュー・書評
-
『大泉エッセイ』とセットでポチった一冊。
ふじやんとうれしーの対談形式で、一日の温泉旅行の中で交わされた会話がまとめられています。この2人が「水曜どうでしょう」と出会い、ディレクターという仕事を楽しんでいる部分が随所にみられました。特に、「『仕事』は『温泉』だ」という台詞に感心すると共に少し羨ましくも感じました。
そして、この2人が互いに認め合い、頼りあっていることがよく伝わってきました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
制作者側のコメントであるため、番組制作の意図が事後的に振り返られるわけである。当然ながらネタバレ的な内容も含まれる。何しろこちらは「どうでしょう」初心者、まだまだ知らない・見ていない回も多いのだ。そういう人間には早すぎたかもしれない。ずっと番組を見てきた人には味わい深いのだろう。
-
【引用メモ】
席替えって、俺はすごくデリケートなことだと思うんだよ。席替えられて、ちょっと違う島とかに離されたら─。ちょっとしたかんじで横にいる人と話すのと、わざわざ席を立って、「実はさあ……」って話すのは、これはやっぱり気楽さが違うんで。いつでもちょっとしたことでも話せるっていうのは、なんか安心感があるみたいな。(L.1420)
自分が状況を与えられて、「最終的にダメだったらダメでいいっすよね?」って言ったときに、「いや、ダメでも全然いいんだよ、でももしかしてできるかなと思って」って言われると、「いや、全然できますよ!」って逆に力が発揮できる(笑)。(L.2144) -
ご存知大人気ローカル番組「水曜どうでしょう」のディレクター陣お二人 ヒゲとウレシーが温泉に入って飯食って酒飲んで、いい感じになりながらどうでしょうこ事やら仕事の事、ミスターや大泉洋の事などを熱く、ダラダラと語り合ったのをまとめた一冊。
どうでしょうDVDの副音声が好きな人なら間違いなく大好きな内容。どうでしょう好きなら読んでいても二人の声で脳内再生余裕でしょう。
楽しいのはどうでしょうの舞台裏を垣間見る事が出来るって側面が勿論ある。二人の口から語られるどうでしょうを作り上げていう上で気にかけていることや考え方。ミスターや大泉洋への想い。そんなのはどうでしょうファンなら読んでいて楽しくない訳がない。
そして、仕事に対する二人の考え方が読んでいて楽しかった。温泉って気持ちいいよね?仕事も同じだよ、気持ちいいから続けるんだ。そんなシンプルな考え方を聞いていると、なんだかどうでしょうを観ているときに感じるあの肩の力の抜ける、安心した気持ちを感じることができる。
仕事は楽しくないものだ、なんて誰が決めたのよ?楽しい方がいいに決まってんでねーの。自分達が楽しくないのに視聴者は楽しい訳ねーべ。当たり前っちゃ当たり前に聞こえるけど、この辺がどうでしょうの秘訣で、自分も仕事をする上で、そうありたいものだなぁと心から共感した次第です。 -
水どうの見えない方のふたりが本音で語る、だらだらな人生温泉談義(笑)いいよね。
-
自分が気持ちいいと思えるように仕事をしよう。
温泉に入っているように気持ちいい時努力も残業も苦ではない。
水どうファンじゃなければ特に面白くないかもしれない。 -
自分の気持ちがいいことをしている。
まず自分が気持ちがいいことは何かを認識できているのがいいな、と思う。
きっとそこに至るまでいろんな経験をして、たくさん考えたからなんだろうな。
これが好きです!
と堂々と言えることを見つけたい。 -
水どうファンには読む価値ありですが、それ以外の人にはどうでもいいエッセイです。二年前のカブの編集後記みたいなもんでしょうか。ディレクター陣の裏話に終始してます。
-
先に「結局~」のほうを読んだので対談の内容がかぶってる気がした。ってことは先にこっち読んだ人は「結局~」を読むとなおさら新鮮味がないのかもね。
-
どうでしょうファンとして、これは買うべきだと思ってました。読み進めて行くうちに、改めて、どうでしょうとはこんな番組だ、と気づかせてくれます。話の中には共感できる部分もあったり、こんな解釈もあるのか!と思える部分があったり。特に、温泉という解釈は、温泉宿を舞台にした対談らしい点だと思いました。