腹を割って話した

  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781605708

作品紹介・あらすじ

藤村「決めないことを、恐れてはいけないんだよ」 嬉野「それはまったく『どうでしょう』の本質だね」   『水曜どうでしょう』4年ぶりの新作の放映を控え、ディレクター陣が北海道の温泉宿で夜を徹して語り合った。 番組のこと、お互いのこと、大泉洋&ミスターのこと……。これまで知り得なかった本質の部分に触れる、初の対話集。

感想・レビュー・書評

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  • 「水曜どうでしょう」でお馴染みのディレクター2人による1日対談。働く事、一緒に働く人たちのこと、出会った人たちのこと、番組がなぜあんな風になったのかなど、興味深い話のオンパレード。

    働いていて楽しいと思える「温泉」を見つけること、常識に縛られて無理をしながら働くことに対して何故疑問を持たないのか、といった逃げ道を作ってもいいという発想に目から鱗が落ちた。

  • 今日買ってきたんだけどあっという間に読み終わってしまった。
    対談形式。
    基本どうでしょうについての話なんだけど、仕事についてとか、生き方についてとか。

  • 伝説の「水曜どうでしょう」を創ったディレクターの会話を本にしたゆる〜い企画。どうでしょうの制作全てに亘り貫かれているのがユルさ。彼らは「温泉」と表現している。なるほど、言い得て妙な気がする。『腹を割って〜』は藤村氏の口癖なのかも知れない(大泉エッセイを見た個人の感想です)。しかし、この何でも言い合える関係は奇跡の出会いだと思うし、だからこそどうでしょうが続いているのだと感じた。本書最後の会話がテンピュールかいっ! とツッコミを入れながら笑って読了。

  • こういう風に働けるのが理想だね

  • 「水曜どうでしょう」のディレクターの藤村さんと嬉野さんの対話集。
    2人の人生観、仕事観はおもしろく参考にすべきと思うことが多かった。

  • 水曜どうでしょうのディレクター2人の本です、ただ2人が話しているだけながらに、非常におもしろい。2人のこと、水曜どうでしょうという作品に対しての姿勢などが書かれていたのは、どうでしょうの裏側が好きな自分にはたまらない1冊でした。

  • 水曜どうでしょうが好きな人なら脳内再生余裕。
    副音声でも聞けないような仕事とか生き方の話がとても興味深かった。

  • 期待せずに、多少笑えるかな?ぐらいで買ったのですが、非常に良かったです。
    サラリーマンとしては、非常識な考え方のオンパレードでしたが、そうだなと納得する内容がとても多くありました。
    直近の自分の人生に一番大きな影響を与えてくれた一冊です。

  • 嬉野さん、藤村さんの対談集。
    主に『水曜どうでしょう』の裏話などを中心に、仕事に対するスタンスなどを話している。2011年の新作と同時に出版された本なので、カブの旅に関する話もちらほら出ている。
    なかでも印象に残るのは「悪の浄化作用」というあたり。
    「毒を小出しに」とか「悪役的なものの重要性」というところに、なるほど、と思う。
    確かに潔癖ばかりだと息苦しくなるし「眺めていてラクになる」のは、作っている側が楽しんで、無理していないからなんだろう。

  • 『大泉エッセイ』とセットでポチった一冊。

    ふじやんとうれしーの対談形式で、一日の温泉旅行の中で交わされた会話がまとめられています。この2人が「水曜どうでしょう」と出会い、ディレクターという仕事を楽しんでいる部分が随所にみられました。特に、「『仕事』は『温泉』だ」という台詞に感心すると共に少し羨ましくも感じました。

    そして、この2人が互いに認め合い、頼りあっていることがよく伝わってきました。

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著者プロフィール

HTB(北海道テレビ)のスペシャリスト エグゼクティブディレクター。1965年愛知県生まれ。北海道ローカル番組でスタートし、人気が出て全国で放送されている「水曜どうでしょう」チーフディレクターで、番組ナレーターも務める。番組内の面白トークで大人気に。「水曜どうでしょう」は1996年~放送・現在も不定期放送され、DVDや関連書籍も多数。当時大学生で無名の大泉洋を起用し、その才能を開花させる。

「2020年 『水曜日のおじさんたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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