物語で読む日本の刀剣150 (イースト新書Q)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781680026

作品紹介・あらすじ

刀匠たちの手によって生み出され、一振りごとに時代や所有者の物語を宿した名刀たち。源頼光が大江山の酒呑童子を退治したいといわれる「童子切安綱」、戦国の世で和睦交渉に奔走しつづけた板部岡江雪斎の「江雪左文字」、斬る真似をしただけで骨がくだけるとして名付けられた「骨喰藤四郎」、幕末を駆け抜けた土方歳三の愛刀「和泉守兼定」等、逸話の数々を一挙網羅。現存する名刀のカラービジュアルや刀剣基礎知識もあわせて紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 両国の刀剣博物館に行きたいと思って予習として。
    写真やイラストで分かりやすく書いてあって本物を観に行くのが楽しみになりました。
    刀や器など古くから伝わる綺麗なもの(語彙力…)って少し不思議な話がついてくるようで、そのストーリーも知ることができてより刀剣に親しみが持てました。
    私は小狐丸が造られたお話が好きです。

  • 時代小説やゲームなど目にしたことのある日本刀の伝説・エピソードが満載。すでに知っているものが多かったですが、コンパクトにまとまってた印象。広く浅く知りたいという人に良さそうです。

  • 専門的な本を読める人にはおすすめしないけれど、界隈初心者がさらっと読むにはいいと思う。

  • 立ち読みしただけだが、値段通りの価値は無い。買っても金の無駄である。入門書としてなら、と書いている人もいるが、各刀剣についての歴史記述が不正確な以上、総覧としても使えない。正直、刀剣女子の書いた調査系同人誌をお求めになった方が余程正確な記述である。
    「歴史編集部」が編纂したと名乗る割に、歴史的背景の記述が、パラパラとめくっただけでも蛍丸の命名背景である多々良浜の戦いについて、江雪左文字の板部岡江雪斎主家である小田原北条家についての記述など、あまりに不正確が過ぎる。随分と舐められたものである。
    2015年1月サービス開始である刀剣乱舞onlineの盛り上がりを見て慌ててまとめて手早く出版したという感じが手に取るように判る刀剣のチョイスなのがまた読者を馬鹿にしている。刀剣に物語を求めるのであれば、目ぼしい逸話の無いほぼワンオーナーに近い刀剣である蜂須賀虎徹などは候補に上がってこない筈だ。ゲーム初期実装の刀剣を並べ、天下五剣や三名槍であればおそらく実装が見込めるという判断で載せているのだろう。「物語で読む」のであればもっと魅力的な物語を持つ刀剣は全国にごまんとある。
    2015年5月の刊行なので、後の刀剣女子からの苛烈な指摘を免れただけで(なので刊行時点では一般には焼失とされていた燭台切光忠について失われた体で書いてあるのは仕方がない)、刊行があと3ヶ月遅ければ刊行直後に大幅な改訂を迫られたか、早々に回収・絶版になっていた程度の記事の正確さで、マシなのは刀剣の部位についてぐらいだが、これは刀剣の美術書を参考にされた方が良い。朱を入れて出版社に送りつけるレベルの出来。

  • 徳川ミュージアムで燭台切光忠を見た後にミュージアムショップで売っていたので買ってみた。刀剣ごと簡単に書いてあるので読みやすいけれど、ビジュアル面は弱い。入り口としては良いのかも。

  • 物語で読む…というのを小説だと思って注文したら、大人向けのコロタン文庫みたいな簡易解説辞典だった。それぞれの解説は短いが、入門編には良いかも。

  • その刃に秘めた物語。

    ブームなので、読んでみた。現金なくらい、楽しかった。結構失われているものもあるし、宮内庁蔵ってのもあるのですね。武将のものは、比較的残っている感じだろうか。まあ、新撰組のは、な……。で、とうらぶに菊一文字はやはりでないのだろうか。

  • 入門書としてはいい感じ。最初の刀の説明が結構役に立ちます。

  • 折角審神者になったので、この機に日本刀に触れてみるのもいいのかな、と。読みやすそうだったので購入。

  • 最近はやりの刀女子、の端くれとして読む。
    今後この辺の刀剣男士が登場するかなー?などと考えながら、さくさくと読了。

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著者プロフィール

かみゆ歴史編集部(かみゆれきしへんしゅうぶ)
「歴史はエンターテイメント」をモットーに、雑誌・ウェブから専門書までの編集制作を手がける歴史コンテンツメーカー。扱うジャンルは日本史、三国志、世界史、近現代史、宗教・神話、アートなど幅広い。主な編集制作物に『イラストでサクッと理解 流れが見えてくる日本史図鑑』『イラストでサクッと理解 流れが見えてくる日本史図鑑』(ナツメ社)、『ゼロからわかる英雄伝説 古代中国編』(イースト・プレス)など。

「2023年 『イラストでサクッと理解 流れが見えてくる三国志図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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