- Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
- / ISBN・EAN: 9784788789302
感想・レビュー・書評
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何時死んでもええかなw (嘘)
ってな事で、上野正彦の『死体は語る』
死体に纏わる短編集(笑)
警察24時や未解決事件簿、謎の殺人事件等を観てるみたいw
昔の本じゃけど今でも通じる死体が語る死に方、殺され方、死ぬ事殺される事によって家族や周りの人々に与える影響、利益、損害等が分かる内容。
もしかしたら周りの人間の死は自然死じゃないかも……って考えさせられます
2018年26冊目詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
元東京都観察医務院長のノンフィクション作品。
検視によって、亡くなった方の「人権」を擁護する役目があることを学びました。
「解剖なんかなんでするんだろう?」という疑問が解決できます。
知識の補充が出来て良かったです。 -
言葉を使って話すことのできない死体からいろいろな状況や思いを汲み取っていく仕事を淡々と語っている。
全く生々しくないのでさらっと読める。
昔、「きらきらひかる」というドラマが好きだったので、興味深かった。 -
死後の人権なんて考えたこともなかったので、このコラムを読んで死者への真摯な姿勢にはひどく驚かされた。1989年に発行された本だそうなので、20年経った今はより法医学の世界も進歩しているんだろうなと思うと大変興味深い。
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大まかに4つに分けられている。1つの章に11話入っている。
元々は『コラム』らしい。それをまとめたものらしいからか読みやすい。
ただ、『死』を扱っているだけに非常に重い作品です。
しかも借りた本は『1990年』物なので本としても古いです。
が、
今と全く変わっていない状況が問題だと思います。
不思議な謎解きのような話も、ひとつの名言もアリ。読んで損はないと思う。
『法医学入門のベストセラー』だそうです…