- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791625260
感想・レビュー・書評
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天武天皇が稗田阿礼(ひえだのあれ)に覚えさせたという古事記。
「因幡の白兎」や「ヤマトタケル」の話は小さい頃からなんとなく知っていたが、こんなふうに繋がる話とは!
イザナキとイザナミがのやり取りや、日本列島の誕生の仕方など、思わず笑ってしまいました。
女の人から誘ってはいけないんですね笑
内容は日本書紀と似ているらしいのですが、日本書紀は国外向けの歴史書らしいです。
古事記は国内向けの歴史書。
日本は多神教なのですね。
今日私は2箇所の学問の神様の神社にお参りに行きました。
古事記に出てきたゆかりの地に赴くのも良さそうです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
長い長い古事記の基礎的なところ、わかりやすく漫画で解説してくれるからよかった!日本人なら古事記何も知らないの恥ずかしいなぁ〜って思ってたけど、原書読むほどの気力もなかったので、そんな人にはオススメ!
スサノオがぶっ飛んでて好き笑 -
分かりやすい。
だけど田辺聖子の方がもっと詳しくて分かりやすかった。 -
YouTube大学で古事記の動画を見てオススメ本を購入したが、こちらもkindleで無料だったので、まず漫画版から読んでみた。あっちゃんの解説がうますぎてややこしい古事記なのにスラスラ入ってきた。中田敦彦のYouTube→本書の順番で、流れを大まかにつかんでから、他の本で更に詳しく勉強してみます
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なぜ人気なのかと思ったら
中田さんがお勧めしていたのですね。
たしかに、分かりにくい系図が
わかりやすく描いてあるし、漫画だから
読みやすいですね。 -
読みものとしては、確かに
興味深かった。
今後、旅行に行く楽しみが
増えた。
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kindle99円でマンガ古事記。以前のライトノベル風も楽しく読めました。話題の三種の神器 鏡、勾玉、剣。剣はヤマトタケルのお話ですが、なかなかのダーク主人公で萌えます。エンターテイメント物語としてもぜひぜひ。
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初詣に向けて、あらためて日本の神様について知るには非常にとっつきやすい本。
古事記作成の目的を「天皇の威厳を物語に記すことで争いのない世の中を作ろうとした」ととらえると、また読み方も違ってくるし、神社にお参りする想いも変わってくるかも知れませんね。
古事記の物語記述に余白があることについては、河合隼雄が「中空構造日本の深層」の中で触れていて、日本人の特質がそのからっぽなところにあるとしています。
松岡正剛はこの河合の分析から「日本の祭りの構造やウツロヒの問題、あるいは床の間や民家構造や書院の意味、さらには歌合わせ・連歌・枯山水といったことを説明するには、どこかで中心がウツである文化のしくみにふれるべきであると思われる」と考えており、古事記のもつ世界観がどのような関わりかたで日本人の世界観につながっているかと考えを巡らせると、ただの統治目的の書物を超えた魅力を感じてきました。
そんな、古事記に触れるきっかけとなる良書かと。 -
日本史に興味ゼロだった私がまさかの日本最古の歴史書を手に取るとは。日本の神様について知りたくて、とにかく分かりやすい本だと思い読みました。理解も進み、面白かったです。やはり人には学ぶタイミングというものがあるんだな…