トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える 野鳥のひみつ

  • 西東社
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感想 : 96
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791627837

作品紹介・あらすじ

--片桐仁、推薦! --

鳥類学者と鳥好きマンガ家のタッグで贈る! 読めば道ばたのスズメを素通りできなくなる、日本一オモシロイ野鳥の本

スズメ、カラス、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、ハト……なんとなく日常の背景になってしまっていてついつい見過ごしてしまいがちな、身近な日本の野鳥たち。でも立ち止まってよくよく見てみると、彼らは美しく、賢く、生きるのに一生懸命で、そしてオカシイのです!

弱者スズメの生き残り戦略、鳥なのにミルクで子育てをするハト、カッコウの進化し続ける托卵のワザ、トトロのミミは仲間を識別するための信号……??

次々にくり出される驚きと笑いに満ちた怒濤のごとき読書体験に、きっと読後だれもが空を見上げずにはいられないはず。

感想・レビュー・書評

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  • 都市に生活する野鳥の生態を知ることができるとても楽しい本。
    ・鳩が首を振りながら歩くのはなぜなのか?
    ・シジュウカラは小首を傾げる仕草は可愛らしいけど、何をしているのか?
    これらは、鳥の目が人間とは違って左右真横についていることに起因する動作ということが本書の解説でわかります。
    ・ツバメが人間の近くに生息する理由は?
    ・ミミズクの耳は耳じゃない?
    とか、興味深い鳥に関する雑学を教えてくれます。
    お散歩のお供に最適な本です。

  • 2024年3-4月期展示本です。
    最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00542767

  • 楽しい
    ケラケラ笑いながら読んだ
    マンガがめちゃくちゃ可愛いらしい

  • <目次>
    第1章  いつも見かける気になるあいつ
    第2章  食べることとは、生きること
    第3章  鳥たちの恋愛事情
    第4章  育て!鳥の子
    第5章  けっこうすごい鳥のからだ
    第6章  鳥にまつわるエトセトラ

    <内容>
    鳥に関する様々なトリビアを1ページにマンガ、もう1ページに解説という感じで紹介していくもの。2018年刊なんですね。鳥については調べているつもりですが、身の回りの野鳥ってけっこう知らないことだらけ。またこないだ読んだ「鳥の会話」に関する対談集で、シジュウカラの文法がわかったって書いてありましたが、この本を読むとどうも2018年頃には鳥業界では周知の事実だった感じがしました。

  • 身近な鳥たちの習性が学べる本。
    4コマがあるので読みやすいし、読んでいると知らないことばかりで面白かった。

    私の家の周りは木々が多く、鳥たちもたくさんやってくる。
    「スズメが起き出したな」「庭にキジがいる」「ウグイス上手に鳴いてるな」とか、毎日の生活の中で鳥はとても身近。
    ここ何年かはフクロウの鳴き声を聞かなくなったので残念。
    この本を読んで、もっと鳥たちを観察したくなった。

  • ハト、スズメ、カラス、メジロ、シジュウカラ
    アカゲラ、コサギ、カイツブリ、カワセミ

    案外、街には鳥がたくさんいて、鳥の鳴き声がすると、朝がきたなと思う。野鳥って身近なんだ。

    キャンプに行けば、カカカカカカカカとキツツキが木をつついてる。見ていると、木に止まるや否や、カカカカカカカカと「つい打ってしまう」みたいな様子。しかも、この本によると、脳に損傷を受けるほど木をつつくという。まじかよ。そんなにかよ。

    トリのトリビア情報と、それに関連した4コママンガがかわいらしい。街で出くわす鳩やカラスやスズメがちょっとアホでかわいく見えてくる。

  • 鳥類学者 川上和人さん
    マンガ家 マツダユカさん
    の本で、
    鳥類学者がこっそり教える野鳥のひみつ
    という副題の、とーっても楽しい作品でした。


    「ウグイス類は声は違えど姿は同じ」
    「シジュウカラにもいるパリピとシャイ」
    など様々なトリビアについて、
    4コマ漫画と文章で、楽しく読むことが出来ました。

    「ウグイス類は…」では
    ウグイスです!
    メボソムシクイです!
    エゾムシクイです!
    センダイムシクイです!
    我ら見分けにくいと評判のウグイス類!
    どうだバードウォッチャーどもめ!
    お前らにおれらの違いがわかるかなー⁈

    なんてマンガで描かれていて
    本当に笑ってしまった~(*^^*)

    野鳥好きの方は、
    きっと楽しめる一冊だと思いました〜!

  • 身近な野鳥がよりいっそう愛おしくなる。
    見開き2ページで1ページは4コマ漫画なのでさくさく読める。
    表紙がウィリアム・モリスのイチゴ泥棒などのパターンが模してあり楽しい。

    図書館の返却期限日で朝から1時間ほどで一気に読んでしまった。さて、返却しに行こう。

  • 解説も面白いけど漫画も面白いし絵も可愛かった。そこら辺によくいる不気味なハトにも親しみを覚えてくる。

  • 面白そう!と読んだらその後購入した「鳥類学者だからって〜」の川上先生が監修をされていた。
    漫画も可愛くて勉強になって楽しいです。

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著者プロフィール

森林総合研究所・島嶼性鳥類担当チーム長。西之島など離島の鳥類調査に従事。チーム名は自分で提案したのだが,「島」と「鳥」という字が似ていて時々混乱する。

「2023年 『羽毛恐竜完全ガイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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