ユリイカ2009年9月号 特集=アルフォンス・ミュシャ 没後七〇年記念特集

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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791701971

感想・レビュー・書評

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  • ミュシャの絵とデザインのエレガントさ、ならびにナイーブさに魅了され続けています。

    もともと絵画や彫刻や建築が好きで、見るだけでなく実際に実作を、学校の授業やクラブ活動以外でも、日常的にしていた時期もありました。

    アール・デコやアール・ヌーボーに導かれたのは、ほかでもなく海野弘で、彼の一連の美術に関連する本、たとえば『アール・ヌーボーの世界』(1968年)『日本のアール・ヌーボー』(1978年)『アール・デコの時代』(1985年)などを読むことによって一気に開眼され、実物の美術品見たさに日本中を捜し回り、ついには、欧米か!、と言われるまで、地の果てまで行き着いたりもしました。

    ミュシャの絵は、我が家に3点ほど鎮座ましますし、玄関の等身大の鏡の縁には、彼のデザインした文様が飾られていて、そんなに高価ではありませんが、たしか特注品だったと思います。

    ミュシャの世界は、人の心を和ませ優しくしてくれるエロス(愛)を見出すことが出来る珠玉の啓示されたものだと思います。

  • 大学の購買部で、卒論の資料として買った。意外と高くてびっくりだったけど、カラーでたくさん作品が載っているのでよかった。山本容子さんのステンドグラスの話が素敵でした。

  • 割合、マイナーな感じのポスターも入っている。有名所は外してないと思う。
    個人的にはトラピスティーヌ酒のポスターが入っていたのが嬉しかった。
    出来ればもっと、一枚一枚大きいサイズで見たかった。
    これではカタログのように、大体の図案を眺めることしかできない。

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著者プロフィール

銅版画家。1952年生まれ。京都市立芸術大学西洋画専攻科修了。都会的で軽快洒脱な色彩で、独自の銅版画の世界を確立。絵画に音楽や詩を融合させるジャンルを超えたコラボレーションを展開して数多くの書籍の装幀、挿画を手がける。ライフワークのひとつとして、医療現場の環境への提言である〈アート・イン・ホスピタル〉にも取り組むなど、幅広い分野で精力的に創作活動を展開している。

「2022年 『山猫画句帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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