現代思想 2021年1月号 特集=現代思想の総展望 2021

  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791714087

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  • ・植物をどう捉えていくか

    ・美的なものはなぜ美的に良いのか

    ・若者の「自分らしさ」について

    の話が個人的に面白かったです、いわゆる哲学チックな話は学が浅くて理解しきれなかった、

  • 土という概念。

    自然なものはいいという前提が人に考えることをやめることを強制する。
    植物の声にも耳を傾けてみる。植物を食べるのは問題ないのか?ベジタリアンの目的は?

    芸術における美とは、適切に把握された時に美的快を与えることの問題である。by レビンソン

    美的価値を、規範など外に探すのと、快のような内的なものとみなすという二つある。

    その対象が美しいから、美しいと感じるのだ。美しいと感じるから美しいのではない。

    顔はメッセージである。
    一方、顔には身体、肢体が必要であり、ズームではそれがなくなっている。そのような顔との共生は可能でしょうか?→短時間では可能だと思う。

    チェフロフ→人間不在の世界は人間と相関している。

    プログラムの現地化
    →現地でファシリテーターを養成する、現地の言語でディスカッション→現地での身近な問題をトピックとすふ→思想を掘り起こす。


    プリクラを通した自分らしさへの投影。人から求められる自分らしさと、自分自身である自分らしさは違う。また、その人が出したい自分らしさも違う。

    待機するのは期待している人のみ。
    一つの動作にも別の動作がくっついていることを意識する。

  • 【特集】現代思想の総展望2021-実在・技術・惑星

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著者プロフィール

入不二基義(いりふじ・もとよし):1958年生まれ。東京大学文学部哲学科卒業、同大学院博士課程単位取得。専攻は哲学。山口大学助教授をへて、現在、青山学院大学教育人間科学部教授。主な著書に『現実性の問題』(筑摩書房)、『哲学の誤読――入試現代文で哲学する!』(ちくま新書)、『相対主義の極北』(ちくま学芸文庫)、『時間は実在するか』(講談社現代新書)、『時間と絶対と相対と――運命論から何を読み取るべきか』(勁草書房)、『足の裏に影はあるか? ないか?――哲学随想』(朝日出版社)、『あるようにあり、なるようになる――運命論の運命』(講談社)など。共著に『運命論を哲学する』(明石書店)、『〈私〉の哲学 を哲学する』『〈私〉の哲学 をアップデートする』(春秋社)などがある。

「2023年 『問いを問う 哲学入門講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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