- Amazon.co.jp ・マンガ (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796413541
感想・レビュー・書評
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苦手なオメガバース設定も、麻生ミツ晃にかかるとこうなるのか。
吐木への思いゆえにΩをよそおい、苦しい気持ちのまま番を演じる円。最後本当のことを知った吐木は、本当の円をやっと抱くことができてホッとした。
途中からミステリー仕立てになってグイグイ引き寄せられたし。ちょっと風変わりなオメガバース。面白かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ご都合主義のオメガバースでなくファンタジーなのにリアル、至高の献身と純愛、犯罪ドラマとしてのストーリーテリングもありぐいぐい引き込まれる。
リバースが逆はなく再生の意味だったとは!面白かったです。麻生先生が描かれる幸薄な受と強引な攻とのセックシーンが大好き。美しくて哀しくて儚くて切ない。分厚い一冊に見合う濃厚な物語と愛情でした。 -
相手を思って一生嘘を突き通す円。
これも両片想いなのかな?
事件の話も面白かったし、何度も読みたい本です。 -
感想を書こうと思うと、何を書いたらいいのやら。
結構複雑なお話で、せつないというよりもサスペンスなのかもしれません。
物語は珍しい作品なのですが、オメガバースの世界において、αとΩしか描かれない作品の中、その他大勢や、いろんな立場からの思いを描いた作品。設定はファンタジーだけれど、そういった意味では、現実性を少し入れたことで重さを感じる作品なのではないでしょうか。