次世代コミュニケーションプランニング

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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797368741

作品紹介・あらすじ

インターネットを新しい広告枠としかとらえられない「広告脳」とマーケティングを理解しない「ネット脳」を覚醒する!

感想・レビュー・書評

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  • 「コンテクスト」を重視してコミュニケーションをしていくことの重要性を語る書。

  • 2012年の発刊なので少し古いかな・・とも思うところはありますが、素人の私には充分刺激的でした。
    SNSなどこれだけ普及しているのにいまだにその価値や使い方がよく分かっていない私にとって、自分の周りにいる人とつながっておくということが大切なんでしょうね。
    書かれていることは、広告に関してなので、自分のSNSの価値なんてものは関係ないのですが、広告とはどの対象に対して行うのかが大切なようなので、そのように感じてしまいました。

  • 次世代コミュニケーションプランニング

  • 軽い気持ちで読もうと思ったら大間違い。笑 確かに内容濃い。堀先輩、勉強になりました!

  • マーケティングコミュニケーションの推移がわかる

  • コミュニケーションプランニングとは?

    →クラスターとは違い、人々の結びつきの集団そのものを1つのトライブという結びつきで見てターゲットと接していく
    場所に応じたターゲティングをしている自動販売機のように、狙うべき場所を発見し、そこにいるユーザーに対してどんな広告を提供し設置するかを考える
    クチコミマーケティングを企むにあたっては、シカケ×シクミで考える
    4つのコンテクストとは、消費者文脈、パブリック文脈、所属産業文脈、ブランド文脈

  • ・ 「オーダー」っていうのは、広告主の方でも社内でも色々決まっていることだったりするので、そのままよい形に実現してくれればいいわけ。一歩で「オファー」っていうのは、広告主の方でもまだ明確に決まっておらず、頭の中でモヤモヤしていることで、そのモヤモヤの整理も含めて一緒に解決してくれるかどうかなんだよね」
    ・ 「技術がライフスタイルなどを変える」という考え方を「技術決定論」というのだが、実際には、社会集団のコンテクスツの中で「採用」された技術が生き残り、それが「メディア」になっている。
    ・ これまでメディアと思ってこなかったものをメディアとしてとらえる感覚
    ・ 人々が「いすに腰掛けて何かいわれるのを待つ=sit back to be told」時代から、「作って何かする=making and doing」時代へと変化しているということなのだろう。
    ・ 勝手広告
    ・ 趣味や学歴、興味・関心などで結びつく新たな集団=トライブ。人々は互いに共通の興味事項で結びついているので、情報の伝播も早い。
    ・ ソーシャルメディアの時代にはユーザーを囲い込むのではなく、ユーザー自身が作っているコミュニティに入っていき、いかに企業側がユーザーに「囲い込まれる」かが鍵になってくる。
    ・ 商品/サービス自体が持つ「口コミ能力」には
    1. 商品/サービスその物が人目に触れやすい
    2. 他人を巻き込むと利便性が増す
    ・ 口コミマーケティングは「(シカケ)×(シクミ)」
    (シカケ)とは「人に伝えたくなるネタ・情報」のことであり、(シクミ)とは「人に伝えやすい機能・ツール」のことである。
    ・ contextual marketing : context におけるtargetに与えられるvalue
    ・ public context / industry context / brand context / consumer context
    ・ A: Attention (注意)
     I: Interest (興味・関心)
     S: Search (検索)
     C: Comparison (比較)
     E: Examination: (検討)
     T: Trial (トライアル・試行・試用)
     A: Action (購買)
     S: Satisfaction (満足)
     S: Share (情報共有/エバンジェリスト化)
     R: Repeat (再購入)
     R: Relationship (ロイヤル化・関係化)
     XS/US: Cross Sell/Up Sell (拡大購買)
    ・ 広告は認知などを促進させるという役割だけでなく、購買後に商品・ブランドへの好意的態度を強化(reinforcement)し、リピート購入を促進する(nudging)という

  • 麻布Lib

  • 2/12開始
    2/14読了

  • 今まで、ソーシャル関係の本はいくつか読んできたけれど、ここまで言い当てられたことがなかったので、めちゃくちゃ感化されました。


    もっと早く読んでればよかった!


    すぐには使えないとあって、
    確かにそのまま使う事はできない。


    でも、考え続けるに値することばかりでした。
    やっぱり、SNSマーケティングは、まだまだだし、面白いところはいっぱいあると思う。

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著者プロフィール

マーケティングエンジン代表取締役社長CEO/共同創業者。1970年生まれ。博報堂、博報堂、電通、Googleを経て独立。2012年2月、インタラクティブ領域の企画を強みにしたマーケティングコミュニケーション設計を手がけるスケダチを創業。同年8月、ソーシャルメディアプロモーション事業を手掛けるコムニコと共同で日本初のインバウンドマーケティングエージェンシーとなるマーケティングエンジンを設立。著書に『次世代コミュニケーションプランニング』(小社)、『次世代広告テクノロジー』(共著、同)、『フェイスブックインパクト』(宣伝会議)、『図解実務入門 よくわかる広告ビジネス』(日本能率協会マネジメントセンター)ほか。

「2013年 『インバウンドマーケティング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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