君に恋をするなんて、ありえないはずだった (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 76
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800270290

感想・レビュー・書評

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  • 「どうぜ予定調和になるんでしょ?」などと言われようとも(予定調和になるのか分からないけれど)、こういう話、好きだなあ。自分はこんな青春時代は過ごしてきていないけれど、自分のことのように身近に感じられる。起承転結の「転」のタイミングがやけに遅いなと思ったら、案の定、予想とは違った驚きの結末に。ページ数をにらみながら、巻末に向けて、残りのページ数でどう決着させるの?と不安定な気持ちが高まっていっただけに、このもやもやとした感じは、次巻を読んで早く解消したい。そういえば、たしかに刈り取られていない枝葉は、たくさん残っていたことを思い出した。後半は気にならなくなったけど、前半のうち、三人称表現もあるのに、心理描写もあったりして、人称がちぐはぐでちょっと落ち着かない感じがした。それと、半分くらい読んでやっと段落の前のイラストが「誰視点かを表している」ことに気がついた。各章の最初にもこのイラスト入れても良かったんじゃないかなあ。タイトルがストレート過ぎるような気がして、でも若い人にとってはこういう方が良いのかもしれないと思い直した。

  • 本屋で見つけた。次が気になる終わり方だった。

  • 後編に大きいカタルシスがあることを予感させる終わり方。
    これは続きが読みたくなる。

  • クラスで目立たないモブ系男子(身だしなみを整えればイケメン)とクラスヒエラルキー上位女子がイチャイチャする話。
    Amazonで高評価の割にはありきたりの恋愛小説。
    続編ありきのため変な所で終わらせるなら「上巻」と記載しておいてほしいですね。

  • たしかに「あー、こんな時代もあったな。」です。面白かったです。

  • がり勉君とギャルっ子の恋愛の話。前編

    塾の帰り道に話しているうちにお互いの本質を知って惹かれていく話。

    だけど、周りの目が気になってすれ違ってしまうところまで。

  • 高校の時期に戻りたいと思った

  •  娘から借りて読んだ本
     ダサい(さえない)ことを自認する主人公の靖貴が、手が届くはずもないあこがれの美少女、恵麻となんて、確かにありえない。
     これは、かつて同じようにダサく、現在は物語の舞台の南総地域に住む、自分の高校時代そのもの? それとも著者自身のあこがれなのだろうか。
     予備校帰りの千葉駅ホーム、思わず恵麻を探してしまいそう。もちろんストーリーに大波乱はなさそうで、ハラハラしながらも安心して読める。
     それはそうとお二人、進展しないね。入試に卒業式と、時間はそれほどなさそうだけど、大丈夫?

  • 請求記号:913.6||I 31||[1]
    資料ID:C0038333

  • このヤキモキさせる話。いいなぁ、青春って感じ。
    優しい文章でとても読み易い。
    しかも、そうそうそんな感じってのがわかるくらいありふれた話なんだけど、引き込まれる。
    完結編も楽しみになること間違いなし。

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著者プロフィール

千葉県出身。2016年、「静かの海」で第4回ネット小説大賞受賞。著書に累計30万部超の人気シリーズ『君に恋をするなんて、ありえないはずだった』『君に恋をするなんて、ありえないはずだった そして、卒業』『君に恋をしただけじゃ、何も変わらないはずだった』(宝島社文庫)、『ヘタレな僕はNOと言えない』(幻冬舎文庫)、『大嫌いな君に、サヨナラ』(いかだかつら名義/PHP研究所)がある。

「2021年 『赤くない糸で結ばれている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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