響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 前編 (宝島社文庫)

著者 : 武田綾乃

• 宝島社 (2017年8月26日発売)

感想・レビュー・書評

[nyonboo48さんの感想 · 2017年12月23日]

次々問題は起こりつつも、ちょこちょこと解決していく。一年前よりも起きる問題が小さいかも？　久美子たちの影響力が大きくなったことを始め、一年前でいろいろな問題がすで解決してしまっているというのが大きいのかも。学年間の対立とか。今年は二、三年生は最初からまとまっているし、滝先生のことも分かっていて謎の存在じゃないし。みぞれと希美の関係がギクシャクしているような気がして、澱のように底にたまった一抹の不安定感。

[櫻うさぎさんの感想 · 2017年11月28日]

2年に進級した久美子たち。

新入生と3年生に挟まれた2年生。いろいろトラブルもあるようで…。

3年の希美先輩と、みぞれ先輩。
希美先輩、なんか考えてる気がするな。

優子先輩、部長姿が板についてる！

[chifuyukさんの感想 · 2017年9月24日]

2年生になった久美子達。3年生が抜けて、後輩が入って来て、またいろいろあります。なんか懐かしいなあ～
しかし、女子高生、ややこしいなあ・・・ めんどくさい、その人間関係・・・

[ひげうさぎさんの感想 · 2017年9月10日]

全国大会出場を果たし意気あがる北宇治高校吹奏楽部の新年度

２年生になった久美子(Euph)は指導係としてひとクセもふたクセもありそうな１年生たちの世話をはじめる

先輩・後輩のあいだにはさまれて悩む２年生たち
全国大会金賞をめざすＡメンバー選出のオーディションでは．．．

大人気の部活エンタテインメント、波乱の第二楽章スタート

「響け！ ユーフォニアム」シリーズ全体の８冊目
ＴＶアニメにつづき劇場版が2017年9月30日から公開とのこと

[Gold-Blue12さんの感想 · 2017年8月31日]

　久美子たちの二年目はどうなる。二、三年生も気になるが、新登場の一年生も負けていない。それぞれの思いがぶつかり、交錯しながらも大会に向けて次第にまとまっていけそうな雰囲気。ただまだまだ前途多難なようで、後編が待ち遠しい。

著者プロフィール

1992年京都府生まれ。第8回日本ラブストーリー大賞最終候補作に選ばれた『今日、きみと息をする。』が2013年に出版されデビュー。『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』がテレビアニメ化され話題に。同シリーズは映画化、コミカライズなどもされ人気を博している。2020年に『愛されなくても別に』が第37回織田作之助賞の候補に、また2001年には同作で第42回吉川英治文学新人賞を受賞。その他の著作に、「君と漕ぐ」シリーズ、『石黒くんに春は来ない』『青い春を数えて』『その日、朱音は空を飛んだ』『どうぞ愛をお叫びください』『世界が青くなったら』『嘘つきなふたり』などがある。

「2023年 『愛されなくても別に』 で使われていた紹介文から引用しています。」