- Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806131113
感想・レビュー・書評
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【自分が手本としたいリーダー像】
リーダーに求められている習慣はなにか?
それを物語チックに書き記している本である。設定は、経営大学院に通う3名の受講生達。彼らが任されたのは、毎月赤字続きのカラオケ店の再建。1年以内で黒字化するというのが目標だ。
一人ひとり違うキャラクター設定を行い、上手くパターン分けをして、失敗するケースと成功するケースを区別している。
リーダーに求められるたった一つの習慣。それは、
「人を変えたければ、相手を感動させ、一緒に感動する」ということである。
この論には賛否があるだろうが、少なくとも私は賛成したい(というか実践したい)。この世界は、必ず他人がいて成り立っている。一人では生きていけない。そんな中で、どのように組織、グループを最大化するのか?
そんなことを考えると、この本の意味が分かってくる気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブックオフで安いビジネス書を買いあさった中の1冊。目的も無く買ったが、とんでもなくいい買い物だったと思う。売ってくれた方に感謝するとともに、これを手放すとはなんともったいない、とも思った。
扉のメッセージ、「この本は、会社の人間関係をよくしたいと思っている人に読んでもらいたいのです」から、あとがきの最後、「いつでも他人は、自分が成長する最高の機会を与えてくれているのです」まで、教訓と金言に満ちている。
ストーリー仕立てになっているので、非常に分かりやすく感情移入もしやすい。読書習慣のない若手管理者に…と思ったが、むしろ仕事が順調になりはじめ、大きな規模のマネジメントをするようになりつつある中堅層が読むべきかと思う。
自分も40歳になろうというところだが、自分の考えとは異なる考え方をする上司・部下を「いくら言っても変わらない」「あの人はダメだから」とどこかで決めつけていた。
しかし何のことはない、相手は自分の話などそもそも聞く耳を持っていなかったのだ。それは相手がどうこうではなく、相手に「話を聞こう」と思わせるだけの人物になれていない、自分の怠慢が原因だったと思い知らされた。
「過去と他人は変えられない。変えられるのは未来と自分だけ」というのはよく聞くフレーズだが、その意味を深く考えさせられた。
座右に置いて何度も読むべき。
1時間もかからず読めるが、得るものは大きいと思う。 -
3人の経営者の卵が、それぞれ違った環境・店舗立地・スタッフを持ったカラオケ店を任され、売上向上を目指す物語。
いろいろなことを気づかせてくれました。やはり、理論より人と人との繋がりが大切だなあ、としみじみ思いました。 -
ドラマ仕立てで読みやすく、そして少しほろりとしてしまった。リーダーって権限や立場ではないよね(まあ、組織上というか建前上はあるが)。
「リーダーになる人のたった1つの習慣」とは、「人を変えたければ、相手を感動させ、一緒に感動する」ということ。
相手の気持ちを考え、行動すること。相手を変えたいのであれば自分から。
多くのビジネス本に書かれてはいますが、
プライド、感情、これらが邪魔をしてなかなか難しい。
でもこの本はすっと読みやすく、それら大事なことを痛感させてくれる。 -
何度かパラパラっと読了しているビジネス書である。
2年ぶりぐらいに引っ張り出して、今回は腰を据えて読んでみた。
パラパラと読める程度のボリュームであるが、内容は大変に濃い。
現実、職場で発する私の言葉はこの本に書いてある言葉であった事に我ながら、気づかされた。
パラパラと斜め読みを繰り返しただけで、脳裏に焼き付いてしまった言葉の数々にパワーを感じた。
『感動』と言うキーワードを今後も大切にして行きたい。
ビジネス書のレビューを書かない主義であったが、記録として記した。 -
人は、理不尽な上司の下でこそ、育つのではないか?
自分のやっていることに疑問を感じていた時期だったので、
自分のやっていることが間違ってないと背中を押してもらった気分です。
30分で読めてしまう!と非難めいたコメントを多く拝見しましたが、
本来、本質とはシンプルなもの。
個人的には、ムダがないことが好印象でした。
(シンプルに書くって難しいですよね。)
リーダーとして悩んでいる方にお勧めの1冊です。 -
もう何度読んだことでしょう。本当に毎回、感動し、勇気をいただく本です。
これからも何度も助けられることでしょう。
落ち込んだとき、自分を奮い立たせたい時、ぜひ読んで頂きたい本です。 -
リーダー必読。シンプルでいて、とっても大切。読みやすくてすぐ読めるけど、大切にしたいこと。【相手を感動させる】こと。自分から動く。仲間を信じる。仲間を受け入れる。感動と共感が人を動かす!
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目からうろこのリーダシップとは何か!を説いた本。
林文子さんの「褒める」にも通じるところがあると思います。
上手くまとまっていて簡単に読めると思うので、書評を読むより実物を読んで実践する事をお勧めします。
3人の企業家が不採算なカラオケ店舗を建て直す奮闘記というかシミューレーションをしています。
これもお勧めの1冊 -
リーダーに求められているものが分かりやすく書いてあった。
ストーリー仕立てだったので読みやすかった。
上司はまず自分から動く。そして、楽しむ。
仲間を信じ、自分を信じて行動し続ける。
そのために必要なのは信頼・感謝である。
人を育てるというのは人をやる気にさせること。
人を変えたければその人を感動させればよい。
感動を知り自分が変わればすべてが変わる。
もっとも大きな壁は自分の感情。