- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806137931
感想・レビュー・書評
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人生において、効率的に目標達成、課題解決するための生き方の指針を書いた書籍。
目標を明確にして、そのために無駄を省いて必要なことのみを追求することでなりたい自分になれますよといったお話。
語り口も簡潔で理路整然としているのでスッと頭に入ってきます。
参考文献にもあったけど、「人生を変える80対20の法則」に通じるものがあった。この本を読了している人にはちょっと物足りない印象を受けるかも。
とはいえ早い人なら20分もあれば読めてしまううえに、上記の書のエッセンスがまとめられているようにも見えるので一読の価値はあるように思えます。 -
彼の本はいろいろ読んだが、この本が一番おもしろい。
自分のやる気をどのようにコントロールし、自分が本当にやりたいことを見つけていくかがわかる。
自分がうまくいかないことを周りのせいにしたり、やる気をコントロールできない私には反省とともに、今後にかなり参考となるものであった。
やる気リストはぜひ実践したい。
自分がやる気になったとき、やる気がなくなったときなどんな時なのか?
メモしてあとでチェックすることで傾向が見えてくるはずである。
知らなかった自分の心の中が見えるかもしれない。
実践してみよう。 -
頑張っているのに成果が出ないなど、思い当たること数々。
エネルギーの使い方にもムラがあるのも良くないそうだ。
50分頑張ったら10分休憩のように、エネルギーの出し方を常に一定に保つ。
集中したい時は、ネット環境や携帯も思い切って絶とうと思う。
イライラの原因はたとえ相手あってのことでも、自分の中にある。
イライラしたら、まず周りを変えることを考えず、自分を見つめなおす良いチャンスなのだ。 -
根本的な思考と生活について書いてある良著。問題解決にピッタリ!
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つねに、「自分のコントロール内」のことをやっていく
とにかく長期の利益を最優先とする 短期の利益にまどわされない
自分の頭で考えたことを信用しすぎない。自分の感想に基づいて思考をしてしまうと、判断が狂ってしまう可能性が高くなる
思考をするときには、感情をできるだけ排除し、ニュートラルな状態を保っておく
思考を適切に行なっていくには心の壁を厚くする
常に原因は自分になると考えておく -
年始に読む本としては最適。
シンプルに、かつ一定の法則に従い、物事をおこなう。
見抜き、決めて、行う。 -
3年ぶりに再読。「問題」とはそれを解消・実現すればあなたがハッピーになれること。適切な思考を持つと全てがうまくいく。思考法では【1.見抜く、2.決める、3.やる。】の【1.見抜く】段階が一番重要。そのためには「消したい悩み」と「手に入れたいもの」を箇条書きで書き出し、その中から一つ選ぶ。大きな問題から解決すると小さな問題も解決する。悩みの源を冷静に探っていく。手段でなく目的を掘り出す。手に入れたいものは具体的にイメージする。
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どんなに情報、データ、知識を持っていても、良い思考法で正しい「知恵」にしなければ、正しく活用することはできない。
悪い思考法をやめて、良い思考法をするための3ステップ。身の回りの問題を解消し、ハッピーになる!学校の頭の良さと実生活での頭の良さは違う。物事にはコントロール内/コントロール外がある。
思考を整理する3ステップ。1. 自分の中の悩みや望みを深掘りし、解決すべき本当の問題を「見抜く」。2. データ分析で解決策の妥当性を検討し、解決方法を「決める」。3. 決めた方法を実際に「やる」。やってみて効果があったものを続ける。
「見抜く」ステップが最も重要。
問題を絞る。大きな問題からやっつける。手に入れたいものは悩みの裏返し。手に入れたいものより、悩みを優先する。悩みの源を探る。手に入れたいものをイメージし、数字や固有名詞を入れて具体化する。達成までの期限や条件をつける。
「決める」
紙に書き、読んで、考える。文字にすることで問題解決モードに。
①コントロール内のことを行う。②達成までの期間が長いものは分割する。③ハイリスクのものには手を出さない(再現性をチェックする)④長期的ベネフィットが確保できるものを行う(目先の利益に惑わされない)。
知識と経験で再現性をチェックする。理性と直感はあまり信用しない。頭の中でシミュレーションする。「この行動で何が手に入る?」を常に自問する。「何のために?」
「やる」最初はテスト(試行)して感触をつかむ。合格/不合格の基準を決めておく。どんなことも記録・データ化し、自己正当化しない。自分のキャパを知る。続けるものは習慣化する。プラス感情(期待感など)から生まれるヤル気を利用する。やるメリット、やらないデメリットを書き出す。
感情がニュートラルな状態で思考する。身体感覚を探っていく。感情を実況中継し冷静になる。周囲の言動に惑わされないように「心の壁」を厚くする。良い思考のためにエネルギーを使いすぎず、一定時間集中したら休む。エネルギーを使う順は、生存(睡眠、食事、運動)>自分(仕事、趣味、遊び)>他人(頼まれ仕事等)。遊ぶ(頑張らなくてもできること)ことでエネルギーが補充される。エネルギーは一点集中させる(携帯、ネットを断つ)。火事場の馬鹿力はあまり使わない。
物事の因果関係を探る習慣をつける。「何を手に入れられるか?」を常に考える。自分で決断して行動することで自信をつける。言葉を定義する。ウソをつかない。ヤル気が上がったきっかけ、ヤル気が下がったきっかけを書く。
結果が出ていることをやめない努力。結果が出ていないことをやめる努力。結果が出ることを始める努力。結果が出ないことを始めない努力。 -
筆者のいう思考法とは、「言葉」の力をアウトプットすることで実現するというものではないだろうか。
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パラ読みも、さすが東大生の頭は違うなと思う。