チョコストロベリー バニラ (バンブーコミックス 麗人セレクション)

著者 :
  • 竹書房
4.06
  • (160)
  • (111)
  • (68)
  • (16)
  • (13)
本棚登録 : 1454
感想 : 73
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812484074

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 3人の情が交差する奇妙な関係のお話。
    すごく面白かった!!
    受け&攻めキャラが意外性があるし(特に個人的には受けキャラの様子が興味津々)、
    3人の奇妙な関係性も 共感はしないけど不思議と反感を覚えたりせず、すごく気になる書き方だった。
    うまい!
    珍しく、続きを読むのをやめられないっという感覚を味わいました!

  • でりこ先生の代表作とも言えるこの作品。好きなものを共有したい拾とそれを当たり前の様に受け入れるタケ。拾が好きなのに”共有されること”を強いられるミネ。話が進むにつれ変化していく気持ちと変わらない関係。ただ行為の内容が変わっていく様に拾とタケの感情の変化が汲み取れます。でりこ先生もおっしゃってましたが、今もこれからも変わらず3人で暮らしていくだろうと。終わり方は特にハッピーエンドという訳ではないけど、心のモヤモヤはあまり感じませんでした。好きな方は同人で出されているその後の話もオススメです。

  • 関係性は理解出来てるんだけど、説明しずらい…とりあえず合意の3P。各々が大切にしているものを主張した結果、三人で半分ずつ自分のモノにしたとゆー。
    この関係性を読みやすく描けるでりこサンってスゲー。。理想的な3Pで感動した。チョベリバは同人誌で続きを描かれてて、そっちもステキなので是非読んでもらいたい♡!笑いをとらないでりこサン、本当ツボです。

  • 初めましての作家さん!
    絵も綺麗でエロい。
    3人でそれぞれを半分こって関係面白い。
    満足。他の作品も読みたい。

  • ずーーっと3Pしてるマンガ
    受けの子が三白眼でかわいそうでかわいい
    黒髪ホクロの子が美人すぎるというか絵がよいみんな美人だ…
    あれだけ受をアレしといて拾くんが元ノンケなのがすごい気持ち悪くてよかったですがいかんせんずっと3Pしてるマンガという印象です

  • 三角関係…というと雰囲気違う気がする、三人の恋愛の話。
    最初に読んだときはどのキャラの心情も掴めなくてワカランってなったけど、この作品の主役はタケとミネなんだろうと考えたら今度はすんなり読めた。

    違う意味で拾を好きな二人は、険悪だったのに次第に「同士」になっていき、しかも拾への気持ちを捨てないままお互い惹かれていってる。恋でも愛でも友情でもない、いびつでどうしようもないけど、不幸ではないと思う。アンバランスなようで、意外とこのまま三人でいるんじゃないかな。

  • とにかくどエロいんだけど、そういうのあんまり気にならなくて、3人の絶妙なバランスの上に成り立つ危うい関係から目を逸らすことができない。
    好きなモノを何でも半分こしたい拾とそれを受け入れてきたタケ、拾が好きだからそれに甘んじるミネ。
    俺よりアイツと仲良くならないで…ミネを挟んだ少しいびつで残酷な関係。
    読後なんだか切ない。何が…?かは判然としないけど。
    3人の行き先にハラハラしてソワソワする。

  • 複雑な三角関係のお話。
    正直すっごく好き嫌いが分かれそうなお話だと思います。
    でも、私は好きでした。

    河本拾は幼馴染の多田健と小さい頃からずっと一緒。そしていつも拾は多田に自分の大切なモノを何でも半分分けるということをしています。それは、物も人も。そうして同窓会で再会した、拾を好きだという峰岸と恋人になった拾はいつものように多田と峰岸を共有しようとする、というお話です。

    峰岸は、拾のそういった行動に対して理解できない部分がありながらも拾を好きな一心でそれを受け入れます。峰岸を半分差し出された多田は、最初は乗り気ではないものの、峰岸にちょっと惹かれていくような、そういう自分が拾を悲しませているような、複雑な気持ち抱くように。拾は拾で、多田との半分こを当たり前のように思っていたけれど、峰岸に本気で惹かれていくぶん、多田に峰岸を取られたくないような(逆もそう)気持ちを抱いて、どうして恋人を半分にしてはいけないか気づくも、多田も峰岸も離したくないという気持ちが心占めていたり。
    普通ではない関係。ゆがんだ愛情。そういうちょっと暗くて、不安定な三人というのにすごく私はどきっとしました。
    他の人からみたらハッピーじゃないかもしれないし、長く続かないかもしれないけれど、こういうのが三角関係の醍醐味というか、三人でいたす、というところの良さかと私は思いました。
    そして、拾と多田のお互いに依存しあっているからこそ、すごく悩んででも手放せなくてという葛藤がじわじわ来ました。

  • お勧めは大プッシュしますが、あまり好みじゃない漫画はレビューしない方がいいかなあと思う方なのですが、今後読む方の参考の為に。
    お好きな方、評価下げてごめんなさい。

    3Pは基本的に好きではないのですが、綺麗な装丁と特殊な関係が気になって読みました。

    結果、ごめんなさい。萌え以前に理解出来なかったです。

    ヤンキー受けが好きじゃない事もあると思うのですけれど、それ以前に登場人物の思考や感情の変化が全く理解出来なくて。

    絵はとても上手いですし、エロも満載なのですが、ヤンキーくんはまあ一番分かりやすいのでいいとして、メインの二人が何考えてるかよく分からないんです。歪んでてもいい。それが美しい事もある。ただその歪んだ様すらもよく分からないのは、私の読解能力の低さでしょうか。

    そもそもタケは拾が好き、拾はタケが好きでいいんですよね?
    此処の結びつきがよく分からないんです。
    タケは拾が好きだから、彼の理解出来ない要求を全て許してる。
    拾はタケが好きだから、タケと一緒でないと嫌。
    ミヤは拾が好きだから、タケは嫌いでも受け入れる(これは一番理解出来ます)
    でも、拾とミヤは恋人。此処がよく分からない。
    相手が女子なら分かるんですよ。彼女が出来ても、タケとは離れたくないっていう。
    それで拾がミヤと出来ても、タケが嫉妬するでもなく。拾の中で一番である余裕という意味でもない。
    そもそもタケって、拾が好きなの?更に良く考えたら、拾ってタケが好きなの?と基礎が崩壊する始末。
    やがて、タケはミヤを意識する様になって…………るんですよね?

    二人が何を考えているのかがもう少し明確でないと、私には受け付けられないタイプの話でした。
    拾とタケが兄弟だったら、未だ理解出来たかもしれません。
    それと、こんな曖昧な二人に付き合わされてるミヤが可哀想。

    やはり、恋愛は何があったにしても結果は一対一がいいな、と思う方は、多分私と同じ迷宮をぐるぐるする事でしょう。

  • ただエロ重視の3Pモノと違ってそれぞれの関係性や心の微妙な変化があってこその3P…堪能致しました。見た目一番背が高く攻っぽい彼が不本意ながら受として開発されていく様子はかなりエロいです。ただ二人にヤラレるだけの弱い受ではなく乱暴だったり気が強いのにコミュ障害、見た目可愛いけど腹黒な片方の攻にメロメロなところもたまりません。
    そんな彼を見てただ受を共有するだけのつもりだった二人の関係にも変化が現れて三人のバランスが崩れていく訳ですが…その過程が何ともエロくてバイオレンスで歪んでいて素晴らしい!エロ描写も激しい割に線が細くてサラっとした絵柄なのでどぎつくなく、それより表情が色っぽくてそちらにやられました\(//∇//)\心理的な3Pを読みたい方にはお勧めです。

全73件中 11 - 20件を表示

彩景でりこの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
中村 明日美子
中村 明日美子
トウテムポール
中村 明日美子
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×