- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813011637
感想・レビュー・書評
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2014年読了
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この先の二人はちゃんとしあわせになるんだろうかと首を傾げる。
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うーん、モヤった!
のじくんと神谷くんはすごくよかったんだけど、内容が微妙かなぁ。
普通の感じの喋り方ののじくんと、優しい喋り方の神谷くんで雰囲気はしっとりで好きな感じ!
もっと切ない系かなと思ったらそうでもなかったし。
なんでだよ!ってのじくんに感情移入したシーンはあったけどな。
でもなんでそうなるのって感じの展開というか物言いに納得しないままでおいてけぼりくらったわ。
あとあれな!
なんで服着てなかったのかっていうことがすごく気になったんだけど、スルーされたわ。
女の子は100%当て馬だから深く考えるなってことかな。
今回は正確には当て馬じゃないんだけど。
あと若い子設定だからなんだろうけど、声がなー。
1人だけ高さおかしいんじゃないかって思うくらい高い(笑)。
全体的にみんな落ち着いた声や喋り方してるから、とてもミスキャストな印象。
せっかくのいい感じの2人だったから、もっとしっかりした内容の作品で聞きたかったよー。
原作読んだほうがいいのかなって感じの浮遊感があったな。
読んでるよね?わかってるよね?みたいな(笑)。
わからんよ!
トークで癒されてホッとする感じだな。
2人の周りは理解ありすぎてちょっとな…って最初から最後まで思った。
ひたすらもったいない。 -
なんでだ。特にどうということはないんだけど、心理描写とかがいいのか・・・。とっても好きなお話でしたー。
いやしかし、どちらも寂しがり屋さんというか・・・。しっかりしてるかと思ったチカが意外とおこちゃまだったことがまたっ!!
一人暮らしの高校生×トラウマ持ち大学生
過去に年上の男に一途に入れあげて痛い目を見たカンナはそれ以来キス止まりの軽い恋愛しかしてこなかった。ある日クラブで出会ったチカは友人と同じバイト先だったため再会。日に日にチカから目を逸らせなくなる自分を自覚しながらも、過去の記憶が感情にストップをかけてしまうカンナだったが・・・。
とにかく二人が近づいて、そのあとからがグっとくるっていうか~。
どんどん好きになる反面、チカの「誰にでも優しい」態度に傷ついて、でも逃げ出すこともできなくて・・・というグルグル感とそうなってから二人の間に漂う空気とかがいいですね。
明るい話ではないんだけど、切なくてでもジメジメしてない不思議な雰囲気。 -
特筆するような設定・展開のお話ではないと思いますが、大変好みの作品です。「おもしろかった」じゃなくてとにかく「好み」。
淡々とした、けだるいような、憂いをおびた雰囲気がたまらなく好きです。
モノローグや会話で心情を語るのではなく、仕草やモノのありかたなどで表現していくのですが、それがとても心に響きました。
後日談を読んでみたいです。 -
橘さん初読み。若いカプなのに爽やかさはカケラもなくずっと夜の中をゆらゆらと流されているような雰囲気。心に負う傷故に恋に一歩を踏み出せない二人だけど、心が捩れている原因は攻めのチカの方が根深い。当て馬の少女の正体がわかると釈然としないものを感じるので少女ではなく司を当て馬としてもっと表に出して攻めの心情を掘り下げて欲しかったかも。若い二人からは引いた位置から読んでいたので焦れたりはしなかったけど「言葉は心を伝えるためにあるもの。二人とも単文喋りはやめて、ちゃんと喋りなさい」とは思いました(笑)
司の背景を知ると、もしかしらた司は柚槻を愛しく想っていたのかもしれないと思った。自分の背負うものを考えれば普通の恋愛は出来ないわけで、柚槻を大切に思っているからこそ彼を傷つけないための接し方だったのかなと。司がお気に入りな那義の願望かwそして、五十嵐もお気に入りだ♪ -
これ、だいすきです。なんか攻めの子がかわいそうになったり受けが健気でかわいかったり、いろいろ好みで。
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独特の空気感が好き。傷心から立ち直っていない年上受けは無口でセリフが少なく、心中に思っている言葉だけがどんどん一人歩きしていく展開がたまりません。優しい年下攻めに萌える…。その優しさが自分だけに向けられているわけではない…というのが、問題だったりする訳だが、それだけじゃない展開がよかった。
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[高校生×大学生]
年下攻め
どうやって終わるんだろうと思いながら読んでいました。
最後は悲しい終わりなのかもという予感さえしていた。
しかしそうじゃなかった。
かなり引っ張ったな。
主人公の感情が素直なのかそうじゃないのか良く分からなかったです。
内容は結構好きですが、
文体が好きじゃないです。
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☆あらすじ☆
かつて年上の男との恋愛に傷ついた神流柚槻は、
以来本気で誰かを好きになることができなくなっていた。
キスまではいい。でも、それ以上は許さない。
そんな柚槻の周囲には何人もの遊び相手がいた。
けれど、丘智周と出会ったときから、なにかが変わり始めた。
誰にでも優しく接し、相手をその気にさせる智周に恋人が途切れることはない。
そんな男に本気になってはいけない。そうわかっていても、惹かれる心は止められなかった。
つきあい始めたふたりだが、好きになるほど不安と寂しさは深まっていき…。