モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた 進化心理学が教える最強の恋愛戦略
- SBクリエイティブ (2022年5月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784815605360
作品紹介・あらすじ
橘玲・訳!進化心理学の権威と、ミリオンセラー作家によるモテ本、ついに日本上陸!ベストセラー作家タッカー・マックスと有名な進化心理学者ジェフリー・ミラー博士が20年以上かけて、女性が実際に男性に何を求めているか、なぜそれを求めるのか、そして男性はどのようにしてそれに応えることができるのかを研究した。その結果、本書のような方法で、自分らしさに磨きをかけ、それを見せることが有効だとわかった。著者たちの主張はきわめて明快だ。①女性の性愛の選択は進化の過程でどのように「設計」されてきたのか。②女性が(無意識に)魅力を感じる「特性」にはどのようなものがあり、それをどう身につけるか。③その特性をどうやって効果的に「シグナリング(宣伝)」するか。――の順にクリアしていけば、ごく自然にモテるようになる。つまり、進化論的に正しいモテ方を指南するのが本書である。ここには、彼らが発見した、恋人作りで成功するために必要なことがすべて詰め込まれている。本書では、進化心理学者としてのミラーの知見をマックスの実体験で検証することで、学者による机上の空論ではない数々の「使えるモテのアドバイス」が提案されている。その根幹は女性の脳の進化的なプログラムにアピールすることだから、もちろん日本でもそのまま適応できる。「政治的な正しさ(ポリティカル・コレクトネス)」にしばられていると、ほんとうに大事なことを見失ってしまう。恋愛やセックスの「きれいごと」をすべて破壊し、事実だけにもとづいて展開される「進化論的に正しい」モテ本を、ぜひ一読してほしい。
感想・レビュー・書評
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なんか、実践的じゃないというか、ふわっとしてて、あんまり役に立たない。モテたいと思ってこれを読んで、この本のおかげでモテるようになることはまず無いんじゃないだろうか。鈴木祐も橘玲もこれでいいのか。
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男性向けモテ指南本。
進化論的な味付けで説明されているけど、エビデンスが書かれているわけではないので、「それってあなたの感想ですよね」と思うところもあったり無かったり。
一般に言われているモテ要素を裏付けるような説明が多く、意外さや驚きは少ないかも。ただ、そういうモテ要素をハックしようとするナンパ指南本よりは、誠実な内容だとは言えよう。 -
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進化心理学の学説などを加味した男性向け恋愛アドバイス
変な恋愛本よりはまともかも。
特に若い男性は読んでおいた方が良い気もする自己啓発本。 -
岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00647848
ベストセラー作家タッカー・マックスと有名な進化心理学者ジェフリー・ミラー博士が20年以上かけて、
女性が実際に男性に何を求めているか、なぜそれを求めるのか、そして男性はどのようにしてそれに応えることができるのかを研究した。
その結果、本書のような方法で、自分らしさに磨きをかけ、それを見せることが有効だとわかった。
著者たちの主張はきわめて明快だ。
①女性の性愛の選択は進化の過程でどのように「設計」されてきたのか。
②女性が(無意識に)魅力を感じる「特性」にはどのようなものがあり、それをどう身につけるか。
③その特性をどうやって効果的に「シグナリング(宣伝)」するか。
――の順にクリアしていけば、ごく自然にモテるようになる。
つまり、進化論的に正しいモテ方を指南するのが本書である。
ここには、彼らが発見した、恋人作りで成功するために必要なことがすべて詰め込まれている。
本書では、進化心理学者としてのミラーの知見をマックスの実体験で検証することで、
学者による机上の空論ではない数々の「使えるモテのアドバイス」が提案されている。
その根幹は女性の脳の進化的なプログラムにアピールすることだから、もちろん日本でもそのまま適応できる。
「政治的な正しさ(ポリティカル・コレクトネス)」にしばられていると、ほんとうに大事なことを見失ってしまう。
恋愛やセックスの「きれいごと」をすべて破壊し、
ナンパ師の手法を「俗流」として切り捨て、
事実だけにもとづいて展開される「進化論的に正しい」モテ本の登場を、ぜひ一緒に驚いてほしい。(出版社HPより) -
生物の本能に基づいた恋愛の本質を学べる
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エセ科学の誤りを正すエセ科学、って感じ。
進化論に基づいたモテを真面目に考えまくったらこんな感じかなって。
女が男を選ぶのは、最大級のリスクを犯してでも採らなければならない苦渋の選択である、というのを男は理解しなきゃならない、というのは自戒としたい。
後半は進化論が全く出てこない、モテる根拠だけ進化論からこじつけて、そのためにやるべきことはあくまで一般的な自己啓発本と同じ。
デキる男になるために必要なことは間違ってないし、学問に根付いているからか論理だっているとも思える。
若干優生論的な感じもある。
良くも悪くも特性は遺伝することを前提に書いており、いい男の子はいい子って前提で書いてる、確実に怪しい。
進化論に明るければ、適応度が上がるように変異するのではなく、結果的に適応度が高い変異が残ることを考えるべき。
素人に分かりやすく書いてるのかも。
「だから実際○○な男がモテる」と持論の正しさをアピっているが、言いきれるほどの根拠はなさそう。
実際に○○な男がモテるなら、この本の存在意義はないし、一部の望ましい特性を持つ人がモテるってんなら、極端に望ましくない特性を持つ人以外はだいたいモテるのではないだろうか。
よい子を残す遺伝子を持つ男は、更によい子育てもする、という言い回しが多いが、ホントか?
良い遺伝子を持つやつは子育てに向かないことも、逆もあるかもしれない、それを議論しないなら意図的に隠してるように見える。 -
中身はただの自己啓発本。社会的成功者がモテる人なので間違いではないが、この本に書かれたことができるポテンシャルがあるのならこの本読まなくてもモテているはず。ちなみに完全に男性向きの内容で女性が読んでも無意味な本。
一度は女性と付き合ったことがある人を対象としているので、経験がそもそもない人が読むと絶望して土俵から降りてしまうかも。
ビジネスマン向けの自己啓発本市場が飽和してこういう派生が生まれたのかな。