図解 よくわかる大人のADHD

  • ナツメ社
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本棚登録 : 183
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784816353666

作品紹介・あらすじ

集中できない、人間関係でつまずきやすい、仕事に就けない、仕事が続かない…大人のADHDの特徴を知って、生きにくさを解消しよう。学校・職場・家庭での困りごとを解消するヒントを紹介。ADHDのある人の長所を生かす、支援のポイントを解説。

感想・レビュー・書評

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  • ADHDの傾向がある人は心身疲労しやすい

    自分自身も見通しの甘さから仕事の安請負いしやすく、

    不注意優勢型
     気が散りやすい
     忘れっぽい
     ぼーとしていて人の話を聞いてない
     物事を順序立ててできない
     集団ではおとなしいタイプ

    向く仕事=毎日のように変わる仕事

    外回りの多い営業
    接客業
    映像や出版物の制作
    起業家
    講座などの講師

    向かない作業=縛りが厳しい仕事

    デスクワーク
    ライン作業
    チェック業務
    機械操作
    運転
    経理・校閲

  • 図が多くて分かりやすい。文字も多いので、気になるところから読んだ方が良いと思う。子どもの発達障害は取り上げられるが、大人のADHDを知るには辞書のように使えるので良い本だと思う。の特徴、対処法、困り感を知ることで当事者との付き合い方が変わると思ったので購入。

  • 心理教育に。

  • 怒りの感情が抑制できない。
    →アンガーマネジメントが重要。アンガーログをつけてみる。
    ワーキングメモリが弱い。
    実行機能が弱い。見通しが甘い。
    家事は日々同じ作業の繰り返しで、目新しいことが好きなADHDにとっては殊の外退屈に感じられます。
    やらないことのデメリットを考え、やった後の良い気分をイメージして取り組む。家事代行サービスなどを活用することも考える。

    忘れっぽい飽きっぽい、うっかりミスが多いなどの特性によりルーチンワークや、家事などをこなすのが苦手です。長期間集中力を保って仕上げる作業や課題も得意ではありません。

    向く仕事
    研究職や、営業職


    暇で退屈な状況に耐えられず、ギリギリになったり詰め込んだりしてしまう。
    自分はストレスを溜めやすい性質であると自覚すること。


    ADHDのある起業家には、事務作業や経理、ら税務などの管理業務全般を得意とするパートナーが右腕となる事例がよくある。

    管理が苦手。

    集中力の維持が難しい分、短時間で片付けられる仕事は得意。

  • えじそんくらぶ 代表 高山恵子 、小児神経科の専門医、発達障害児の診療に携わる医師 榊原洋一(大人の診療は少ないので最初は断ったとのこと)の共著。

    薬品処方など、現在(2019年)とは事情が異なるが2013年発行のガイドブックとしてはわかりやすくまとまっているので★★★★でもよい内容だが、現時点ということで★★★。

    特性をプラスに考えるところも心強い。

  • 大人のADHDの解説書。とてもわかりやすい。

    発達障害の専門医と、ADHDの啓発や支援をしているNPO法人の代表の共著なので、診断や治療と、生活上のポイントがバランスよくまとまっている。

    家族や周囲にADHDがいる人の対処方法などもあるので、困っている本人だけでなく、周りの人にも役に立つ。
    どこに気をつければいいのか、どんな工夫ができるかも本人、周囲に分けて具体的に紹介されている。

    専門医に診断されるレベルでなくても、いわゆる「グレーゾーン」や、もしかして自分はそうかも?と思ったら、まず読むといい1冊です。

  • これが一番今のADHDを知ることができる本。
    薬物治療の大切さにページをちゃんとさいている。
    女性や新入社員の生きにくさにも納得。
    合併症についてもわかりやすい。
    世間が求めることに応えられない症状を持つなら
    自覚し対処し周りがサポートする理解必要である。

  • Syn-Topic Reading

  • 思い当たるフシがたくさんあり読むと落ち込んでしまった。

    広汎性発達障害やADHDは実行機能に障害があるというのが参考になった。

  • (ヤバい…社会に溶け込めてなさすぎる、普通の人が出来る事が出来ない事が多い。というよりも。ずっとそうだった気がする……。)
    という思いがギリギリまで達してる人が「もしや…?」と疑った時に読んでみたほうがいいかもしれない本。

    あくまでも甘えではなく改善として。

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著者プロフィール

東京大学医学部卒業。東京大学医学部講師、東京大学医学部付属病院小児科医長。発達神経学、神経生化学を専攻し、小児科医として発達障害児の医療に携わる。

「年 『ナチュラルな赤ちゃん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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