- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822247522
感想・レビュー・書評
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再読すること。
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日経新聞の読み方の説明だけでなく、基準となる数字、数字の動きから読み取れる経済変化、他国と日本の経済の関わりなど、多岐にわたり読みやすく書かれています。
聞いたことしかないような単語も、わかりやすい定義から書かれており、講義を受けている感覚になります! -
めちゃくちゃ分かりやすくてためになる。
月曜日に、景気指標の記事だけを読むためだけに日経を買っても損はなくなるレベルになれる。 -
毎週月曜日の日経新聞に掲載される「景気指標」の読み方を、分かりやすく解説している本。やっと読み終わった。付箋だらけにしてやったぜ!
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今回2回目の読了
前回は全体感を掴むことで精一杯だったが、今回は一つひとつの数字とその背景をリンクさせることを目標に、大事な点はノートに記述していきながら整理した。
これを機に、日経の中でも重要な事項を扱った記事に鋭く対応し、じぶんなりの文責を加えられる力をつけたい。 -
景気指標の意味、モニタリングのノウハウを学べた。数字を使って考えるトレーニングを普段から実践したい。
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高校数学で大きくつまづいて(というかサボって)以来、数字に苦手意識のある私。
「日経新聞を毎日読んでいるという人の中でも、月曜日の日経新聞に『景気指標欄』があることを知っている人はあまり多くないようです。さらに、この景気指標欄をちゃんと読んでいる人となると、かなり少ないのではないでしょうか。」
小宮さんのこの言葉の通り、私は景気指標欄があることは知っていましたが、いつもGDPを確認するだけでした。
しかし、本書を片手に今月17日の景気指標欄を確認してみましたが、結構楽しい作業でした。小宮さんが述べるように、指標の横のつながりを見るのがおもしろい。
この著書が発刊されたのが2009年なので、本書内での日経新聞のサンプルは「100年に1度の不況」を示す数値ばかりなのですが、今月17日の指標では、製造業の工場稼働率指数(05年を100)が09年5月の72.8から10年2月には90.1まで回復していること、また、09年4月は140.3だった製品在庫率指数10年3月には102.7にまで減少(在庫が減った)し、それに連動して生産指数09年12月でプラスに転換、以後増加を続けています。
年明けから製造業大手の回復がとりあげられていましたが、それは数字で見ても確かでした。
しかし、07年度より実質GDPが未だ30兆円少なく、「これから」という時にギリシャ不安。欧州の緊縮財政に発展すれば、円高・ユーロ安で日本の輸出はまた落ち込んでしまう可能性もあります。またドル高・ユーロ安で米国の輸出も落ち込み、輸入を縮小されてしまうと、これまた日本の輸出は減少です・・・と、これは16日の日経新聞のネタ。
・・・とりあえず研修期間中に、こういう話題も正確に理解できるようにしたいです。 -
随分前に購入したものの、どうも読む気にならずに放置しておいた本。このところずっと購読している日経新聞に飽き始め、どうしたらもっと有意義に読めるか考えていたところだったので、本棚に眠っていた本書を見つけたのはラッキーだった。
毎週月曜日に「景気指標」という日経の一コーナーについて詳細に説明してくれている。なにやら数値が多い日経新聞なのだが、このようにわかりやすく数値の背景にある現象について説明してくれると、なるほどと、これから日経をしっかり読みたい気分にさせてくれた。数値と個々の記事が密接に結びついていることが理解され、両者を横断的に俯瞰できるようになると読者を元気付けてくれる。
これからの私の日経の「読み」にかかっているのだろう。まだまだ道は遠そうだが、経済的なセンスと知力をこれからも高めていきたい。