- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822282400
感想・レビュー・書評
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2005年にこんな本がでていたんですね。
SE向けの教科書とでも言うべき。
考え方についての方法、
お客様要求のまとめかたの実例が良。
〜以下、・本より抜粋、→コメント〜
・構造化チャートの作り方
(1) 最初の手がかり情報からいくつかのキーワードを集める
↓
(2) そのキーワードを横に一直線に並べる
↓
(3) 横一直線に並べたキーワードのうちのひとつを上下に展開する
↓
(4) 空白部分に仮説を補う
→マスメにして、空白を補うこのやり方は、
世の中のフレームワークや全体俯瞰図を把握してないと
実現できないゾ!
・情報整理の6つのステップ
- 情報は、ゆがんで伝わるものと覚悟せよ
1. ステートメント化
2. グループ化
3. キーワード化
4. 配置調整
5. チェック
6. 表現調整
→分解してから、整理することで
伝え方が整理できる!
・図形を選択するときの指針
長方形 確固たる事実、実態
角丸長方形 行動、動き、役割、範囲
楕円 意見、評価、解釈
三角形 三位一体
→図形にも「イミ」を持たせること!
・目標設定
現実の世界
↑
| 不満 現状と理想のギャップを認識する
| ↓
| 要求 それを改善要求としてリクエストする
| ↓
| 課題 解決すべき課題の本質を見極める
| ↓
| 処方 課題に対する解決策、対処方針を定める
| ↓
| 設計 処方を実現するための設計をする
| ↓
| 実装 設計を実装する
↓
技術の世界
・ネーミング(名前の意味を考える)
まずい例
(1) 短絡的に類推する
(2) 確認を取らない
(3) 名前の意味を考えない
・思考展開図
『創造学のすすめ』畑村陽太郎
http://tinyurl.com/yb3nvt3
思考展開図は、大まかに左半分(What)と
右半分(How)の2つのパートに別れている。
左半分は、「解決すべき課題は何か(What)」を
考えるパートであり、
右半分は、「それをどんな方法で(How)解決するか」
を考えるパートである。
そして、思考の流れを左から右へ向かうように
整理する。
→「何か」を「どうやって」進めていくのか?
・ワークフロー
ユーザーにもわかるように書くこと
『仕事のとれるSE』
http://tinyurl.com/yceqln4詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まず課題を明確にする。
質問事項を見つける。
構造化チャートを作る。
ユーザが何かを言う。それが手掛かり。 -
著者個人の魅力に気づく前に、システム監査に必要な基礎知識を勉強するためにに読み、業務の流れを概説する具体策としてのLFD(Lane Flow Diagaram)を学んだ。自らそれに似た図を自己流で書いてきたが、頭の中をすっきりと整理ができた。
後に、著作を通して読んだとき、知らずに2冊目を購入してしまった。後の著作のようにヴィジュアルになっていなので、譲る先がない。 -
再読の必要有。質問の方法や、要件を取り出すアプローチの説明が結構、詳細に記述している。