新装版 真田幸村―「弱者」の必勝戦術ここにあり

著者 : 江坂彰 白石一郎 百瀬明治 土門周平 南原幹雄 滝口康彦 新井英生

• プレジデント社 (2015年12月17日発売)

作品紹介・あらすじ

わずか約2500の軍勢で3万8000の徳川大軍を翻弄し退けた知謀の男とは何者だったのか!?名著者たちの論考でその実態に迫る、「日本一のつわもの」を読み解くためのアンソロジー。

感想・レビュー・書評

[のりのりさんの感想 · 2021年8月18日]

真田三代のことがよく解った。複数の著者によるそれぞれの切口での解説が、同じ内容でも読んでいて飽きなかった。「弱者」だけに、まともなやり方では駄目だという屈折したところが、かえって共感できた。

著者プロフィール

１９３６年、京都生まれ。作家兼経営評論家。京都大学文学部卒業後、東急エージェンシー本社マーケティング局長、関西支店長を経て、独立。『冬の火花』（文藝春秋）でデビュー。主な著書に『わが座右の「徒然草」』（PHP研究所）、『新・和魂和才』（NTT出版）などがある。

「2015年 『撤退戦の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」