ちいさなねこ

著者 :
  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834000870

感想・レビュー・書評

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  • 2017.10.24
    ひとりで外に飛び出して危ない目にあいながらも新しい世界を知る子ねこ。ピンチの時にちゃんと助けにきて守ってくれる強いおかあさんねこ。何かあっても助けてくれると子どもが安心して外に飛び出せるような、こんなお母さんに私もなりたい。

    2020.10
    こねこの目線や動きは子どもそのもの。こんな感じなんだなあと改めて新鮮に感じる。危険の中を不安を抱えながらも勇敢に進む。が、ピンチ。そこで登場したのがお母さん。その堂々とした姿ったら。安心感が半端ない。これ読んだ子どもは「大人ってすごいなあ」と思うだろうな。この時代はなかなか難しいかもしれないが、子どもは自由にどんどん世界を広げてほしい。心配だけも手を放して見守る。そしていざというピンチの時に駆け付けられる大人でいたいね。

  • 1歳10ヶ月の長男にはちょっと長かった。猫や犬の絵には食いついた。

  • 2歳の子が何度も読んでと持ってくる本。
    絵が本物っぽいから臨場感がある。

  • 5分

  • リアルで繊細なチャトラン親子の絵は素敵なんだけど、
    「……で?!」というお話。

    石井桃子さんのお話は、とても小さい子向けなのか、こういった感じのものが多いイメージ。

    母猫さんの愛情とか「はじめてのおつかい」的子猫の冒険といったな『できごと』だけでお話を楽しめる年頃ってのが自分にもあったのかな。

  • おかあさんねこがいない間に、外に出て行ってしまったこねこ。小さな子につかまりそうになったり、車にぶつかりそうになったり、犬に追いかけられたり。大冒険がくりひろげられる。最後はどうなるんだろう・・・と、ドキドキしながら読み進めると、やっぱりおうちが一番だね、とほっとする結末。
    絵の雰囲気がすごくいい。簡略されすぎてもいないし、リアルすぎもしていない。うちの子がやけに気に入ったようで、何度も読んでとせがまれた。知らなかったけど、けっこう前に出た本なんだね。子どもに好かれる本は、やっぱり残るということか。

  • 目線の高さがなんとも臨場感、こねこの気持ちになれました。

  • リアルな絵
    ちいさなねこの冒険とお母さんねこの温かさが伝わる

  • 確かな描写力と、計算された視点が魅力。

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著者プロフィール

1907年埼玉県生まれ。1951年に『ノンちゃん雲に乗る』で文部大臣賞受賞。1953年児童文学に貢献したことにより菊池寛賞受賞。童話に『三月ひなのつき』『山のトムさん』、絵本に『くいしんぼうのはなこさん』『ありこのおつかい』(以上福音館書店)、翻訳に『クマのプーさん』『たのしい川べ』『ちいさいおうち』(以上岩波書店)、『うさこちゃん』シリーズ、『ピーターラビット』シリーズ(以上福音館書店)など多数。

「2022年 『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー KATY AND THE BIG SNOW』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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