くわずにょうぼう (こどものとも傑作集)

著者 :
  • 福音館書店
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感想 : 82
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834007893

感想・レビュー・書評

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  • なんでも思い通りにはいきません。
    しかし、男の前にはすばらしい女房が現れたのです…

    都合のいいことが起きたとしても、それはその一瞬だけかもしれません。信じられるのは、
    自分の努力で叶えたことだけです。

  • 色んな種類の山姥がいるもんですね。

  • 食わずに働く女房が欲しいという強欲男のもとに、現れた食わずによく働く女房がじつは、鬼婆だったという話。
    赤羽末吉さんの迫力ある絵が、素晴らしいです。

  •  不穏な空気が流れてくる気がする始まりです。
     お話に出て来るのは、恐ろしいおにばばです。
     でも私は何度読んでも、このおにばばが可哀そうに思えるんです。
     
     昔話はとてもシビアな物語が多くて、昔の人達はこのお話で何を伝えたかったのか?と、じっくりと考えてしまいます。

  • 読み聞かせ 7分30秒 日本の昔話 怖い 5月
    怖い話だよっていってやると、幼稚園の子が怖くなかったって言ったり3年生が怖がったり…耳は良くかたむけてくれるし、自分でも読んでもらっていたのでよくやりますが。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「3年生が怖がったり」
      話の内容を判っているよって言いたいのかな?
      大人になると打算的な付き合いを思い浮かべて悲しくなりますね。。。
      「3年生が怖がったり」
      話の内容を判っているよって言いたいのかな?
      大人になると打算的な付き合いを思い浮かべて悲しくなりますね。。。
      2012/10/01
  • 妹が小さいときお父さんに「これ読んで!」て言ってるのを録ったテープが残ってる。「しっとりしっとりおもたいわい」とか「とっぴんしゃん」とかリズムがいいのが子どもには面白かったんだろうなあ。

  • 6分 遠目はきかない
    低学年は怖いかしら
    赤羽末吉の絵がよくて、稲田和子の再話も読んで楽しい

  • 5-3 2024/01/17

  • ものすごく古い絵本なのに、子どもは食い入るように見て聞いていた。
    とっぴんしゃん。

  • 「よく働いて、飯(めし)をくわない女房がほしいなあ・・・」 そんな欲ばり男のところへ、飯をくわない嫁(よめ)がきましたが……。
    5月5日、端午(たんご)の節句(せっく)にまつわる、ぞくっとする、日本の昔話です。

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著者プロフィール

稲田和子(いなだ かずこ) 1932年、岡山県生まれ。1955年ごろから昔話の採集、研究に着手。山陽学園短期大学名誉教授。再話に『くわずにょうぼう』『しょうとのおにたいじ』(以上、福音館書店)『天人女房』(童話館出版)、編著書に『日本昔話百選』(共著、三省堂)『かもとりごんべえ』(岩波書店)『子どもに語る日本の昔話 全3巻』(共著、こぐま社)などがある。

「2016年 『うりひめ と あまんじゃく 日本の昔話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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