くわずにょうぼう (こどものとも傑作集)

著者 :
  • 福音館書店
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感想 : 82
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834007893

感想・レビュー・書評

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  • 怖い〜けどハッピーエンドでおやすみなさいできる。色んな昔話に出てくるやまんばが気になる5歳息子。

  • 「やすんだらかるいわい」のセリフがとても好きです。
    なんだかんだで可愛いのです、やまんばさん。

  • 29年度  5-2
    6分

  • こわかった。

  • 私の知っていた「飯食わぬ嫁さ」と結末が違った。
    私の覚えてるのは、男が女房の食事シーンを見てびっくりして終わりで、男の吝嗇を戒めるような意味があったと記憶していたんだけれど。
    この絵本では女房が山姥の本性を現して、危うく食われそうになった男が菖蒲とよもぎのおかげで助かる 。私の知っていたのは記憶違いだったか。
    読み聞かせで夏の怪談的に使えるかと思ったけれど、むしろ端午の節句の頃のおはなしだった。

  • 6分

  • 保育所で借りてきた本。
    怖そうな話だったけど、ハヅキ(5歳2か月)は普通に聞いてました。
    都合のいいこと言ってる男が反省するとことか、もっと懲らしめるとことかあったらよかったのにって思います。

  • よみ継がれてきたものなので、図書館で借りた。

    「よっく はたらいて めしを くわない にょうぼうが ほしいもんだ」という欲張りな男は、望み通りの女房を手に入れるが……。

    こわいじゃないか!
    26~29ページあたりはホラー、夢に出てきそう。
    そんなうまいはなしがあるわけないよね、と感じる民話。
    あたまのてっぺんから……というくだりでは、昔よんだマンガの『地獄先生ぬ~べ~』に似たような妖怪の話があったような気がした。
    赤羽末吉さんの絵はさすがで、最後の絵がなんともいえない感じ。
    色遣いが暗いけれど、なんだかひかれる。
    文章も懐かしい感じで、標準語圏の私にもよく馴染む。
    「ぴつっ ぴつっ ぴつっ ぴつっ」という擬音に感動、にぎりめしをつくる音にこれ以上のものはないのではと思った。
    よもぎとしょうぶの謎が残るので、調べてみよう。
    民話ももっとよんでみたいなぁと感じた。

  • 絵がイイ感じに怖い。

  • おはなしかい。欲張り男はもっと酷い目に合うべきだと思うの。山姥が哀れすぎる。

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著者プロフィール

稲田和子(いなだ かずこ) 1932年、岡山県生まれ。1955年ごろから昔話の採集、研究に着手。山陽学園短期大学名誉教授。再話に『くわずにょうぼう』『しょうとのおにたいじ』(以上、福音館書店)『天人女房』(童話館出版)、編著書に『日本昔話百選』(共著、三省堂)『かもとりごんべえ』(岩波書店)『子どもに語る日本の昔話 全3巻』(共著、こぐま社)などがある。

「2016年 『うりひめ と あまんじゃく 日本の昔話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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