10までかぞえられるこやぎ (日本傑作絵本シリーズ)

  • 福音館書店
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感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834010534

感想・レビュー・書評

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  • スプーンおばさん、書いた人。
    途中ドキドキしちゃったけど、よかったよかった。数を数える練習に

  • 再読。

    読み直すまで『小さなスプーンおばさん』のプリョイセンの作だということを知らなかった。

    10までの数字を数えられるようになった子ヤギが、他の動物たちを数えたことで怒りを買ってしまうのだけど、逃げながらも自分を追う動物たちをなおも数え続けるというお話。
    数える、という概念がない動物たちが、単に自分を数えられただけで怒るのは、写真が普及していない頃、写真に撮られると魂を抜かれると人々が信じていたようなものなのかもしれない。
    話も面白いし、林明子の絵がまた素敵な絵本。

  • 数えられたと怒る動物たちの反応に笑ってしまいます。

  • [公文]

    さんざん長居した日なのに、終わるとなったら、「これ読んで帰る」とおもむろに棚から本を抜き出して読み始めた一冊。題名からも、置いてあった場所からも幼児向け絵本なんだろうけど、それでも抵抗なく自分から本を開くようになったことが一瞬嬉しくて許してしまった(笑)

    にしても、本当に最近は夜の読み聞かせのねだりようといい、「本好き」と呼べるようになってきた成長がとにかくうれしい。でも現状に満足せず、少しでもより小さな字で長く、より内容の深い本を読めるようになっていくように、どんどんお膳立てしていかなくては。

  • かずがかぞえられる、それだけでこんなにたいへんなことになるなんて!林明子さんの絵もかわいいですが話もめちゃくちゃで面白いです。(はま)

  • 図書館で借りてきた本。
    最初の感想は、なんでこんなことで怒るの?
    家で子ヤギっぽい置物を見つけた時、「これって10まで数えるやつ?」って言ってました。
    印象に残った絵本だったのかも。

  • 数字が数えられるようになった子やぎ。嬉しくなって色々数えて怒られて。最後にはそれが褒められる。子どものよくありがちな部分をフィーチャーしたお話。背表紙がいい(数を数える係として働いてる絵)

  • 10まで数えられる子ヤギが自分と子牛合わせて2まで数えると、子牛は子ヤギに数えられちゃった!
    とお母さん牛のところまで大騒ぎ。
    すると子ヤギは数えたんだよ、とお母さん牛も3と数えてしまう。
    勝手に数えるなんて!とこれまた大騒ぎ。
    お父さん牛のとことまで行く。
    その後もうま、ぶたと続いて数え。川に浮かぶ船に逃げ込む子ヤギ。
    そこには、猫、犬、ヒツジ、おんどりが乗っていた。
    この船は10人乗りなので、誰か数を数えられるのもはいないかと、言うおんどり。
    子ヤギが数えるとちょうど10匹だった。
    そうして、船が反対側の岸につくと、子ヤギは下りずに船の人数を数える係りに就いたのだった。

    数字というものをよく分かっていない動物たちが、勝手に数えられた、断りもなく、と騒ぐところが面白い。
    1から10まで数える絵本。

    絵もかわいい。

  • ストーリーテリング研究会の読み聞かせで。そういえば数えるってどうやって覚えたんだろう。数えて数字に表すという概念が当たり前になりすぎて違和感を感じるが、もしそんなことを知らずにいきなり「ねぇ、かぞえていい?」と言われたら、子牛のように不安がって「いたくない?」と聞くかもしれないし、不安になったり怒ったりするかもしれない…

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著者プロフィール

アルフ・プリョイセン

「1991年 『10までかぞえられるこやぎ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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