完訳 オズのオズマ姫 《オズの魔法使いシリーズ3》 (オズの魔法使いシリーズ 3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835447674

感想・レビュー・書評

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  • あぁあ!!!「オズの魔法使いに続編なんてあるんだ」
    と思いながらレビューを読んでいたけれど、映画で続編を見てめちゃくちゃこわかった、美人の首をたくさんもっているラングイディア姫、ガラスケースに並んだ首!!見たぞ、友だちの家で。でっかいスクリーンで。おしっこちびりそうにこわかったんだった。


    「ヘンリーおじさんと二人で船旅に出たドロシーは、激しい嵐に巻きこまれ漂流してしまった。そして、たどり着いたのは見知らぬ国。言葉を話すめんどりビリーナ、ぜんまいじかけの機械人間チクタクと仲間になったドロシーは、流れ着いたこの国が「エヴの国」だと知る。魔法の国で繰り広げられるふしぎな冒険を描いた、シリーズ第3弾。」

    「エヴの国にたどりついたドロシーが「おべんとうの木」という木をみつける場面がある。木には四角い紙箱が生っていて、葉っぱは紙ナプキンでできている。箱を開けるとサンドイッチとかチーズとかりんごとかが入っているらしい。ちなみにお弁当の木の隣には「お夕食の入ったブリキの手桶」がたくさん生っている木がある。手おけのふたに小さな水筒がついていてとてもおいしいレモネードがいっぱい入っているんですって。素敵だ、魔法の世界なのに食べ物は現実的でおいしそうなところが良い、というようなことを思い出しながら何度も繰り返し読んだ。」(寺地はるな『10歳までに読んだ本』)

  • やっぱり、面白い。
    昔、青い鳥文庫で飛び飛びにお話を読んだけれど全冊読破中。
    シリーズもので中弛みしない面白さ。
    ワクワク・ドキドキ感。

  • オズの魔法使いシリーズ、三作目。
    今回はドロシーが再び登場します。
    旅の相棒は子犬のトトではなく、ニワトリのビリーナ。
    呼び捨てではなく「ビリーナさん!」と呼びたくなる頼もしさです。

    私が子供時代に読んだ時の記憶で「オズマ姫って水戸黄門みたい」と思っていたのですが、今読んでみても水戸黄門でした。
    前作ではヤンチャだった子が、こんなに立派なお姫様に変わっていて感動します。

    本と同じくらい好きだった映画のReturn to OZを久々に観たくなりました。
    映画のホイーラーやラングディア姫が本当に怖かったなぁ…

  • 魔法の国に辿り着くきっかけは1巻に比べるとちょっと何だか。
    しかし、ふんわりしていて面白かった。
    ブリキのべんとう箱のくだりはクスクス笑えたし、ポイーラーとかもう大人が考えつくとは思えないキャラも飛び出す。
    後半ノームがそんな描かれ方するんだ、と意外だったが最後までユーモラスで楽しめた。

  • やっぱりドロシーが出てきた方が面白いと思った。
    ホイールがちょっぴりこわかった。

  • Original title:Ozma of OZ.
    Ozma王女は前巻で元の女の子として戻って態度も話し方も女の子らしく、
    性格もおっとりしているので、
    もう以前のchipらしさは無くなってしまったのかなと残念な気持で読んでいましたが、全然そんな事はありませんでした。

    自分より年上のノーム王に毅然とした態度で姿を現す事を要求したり、
    エブの王族の人達を人形から人間に戻すノーム王の出した提案を一番目に城内に入って探す等、
    行動力の果敢さはchipを思い出しました。

    只、この人形選びにはもっと真剣になるべきでした。
    ここがOzを束ねる女王としても、まだまだ子供だなと感じました。
    そんな中Drothyが偶然にエブの王子を元に戻せた時は感動しました。

  • オズシリーズ3巻目。
    竜巻に巻き込まれてオズの国へとたどり着いたドロシー。
    今作では嵐に難破してエヴの国へとたどり着きます。オズとは砂漠で隔たれているが、ここもやはり魔法の国。
    会話のできるめんどりのビリーナや、ホイール、首をすげかえられるラングイディアやノーム王が登場。置物に姿を替えられたエヴの人々を助けるためのノーム王との対決はどきどきします。オズシリーズは物語の展開がいいよねえ。ほわってする。もちろんオズの仲間達も登場します。

    オズの魔法使いシリーズ大好きです。
    これまでにも読んでますが、翻訳者が変わったり、出版社が変わると、また違った感じになったりするので、また面白い。これは字も大きくて読みやすいです。

  • 待ちに待った復刻版。
    映画のozと随分内容が違うのね。
    レビューはのちほど。

    追記
    読み終わりました。
    もしや映画のozってシリーズの何個かをミックスさせて作っているのだろうか?
    流れ的には映画のozそのものなのだけれど、何かが違う気が。。。
    ちなみにわたしは本も好きだがやっぱり小さい頃に感性を刺激されたozの何とも寂しく物悲しいあの感じが大好きなのです。。

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著者プロフィール

ライマン・フランク・ボーム
1856年、アメリカのニューヨーク州に生まれる。裕福な父親をもち、病弱だった少年時代は、家庭で教育を受けながら、読書や詩作、物語の創作をして過ごした。新聞の発行や演劇の興行など、さまざまな職をへたあと、四十代で童話の創作を始め、1900年に発表した『オズの魔法使い』で大成功を収めた。以後、読者の要望に応えて全14巻のオズ・シリーズを執筆している。1919年逝去。彼の死後もオズ・シリーズは他の作家によって書きつがれた。

「2022年 『オズの魔法使い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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