完訳 オズのオズマ姫 《オズの魔法使いシリーズ3》 (オズの魔法使いシリーズ 3)
- 復刊ドットコム (2011年11月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784835447674
感想・レビュー・書評
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あぁあ!!!「オズの魔法使いに続編なんてあるんだ」
と思いながらレビューを読んでいたけれど、映画で続編を見てめちゃくちゃこわかった、美人の首をたくさんもっているラングイディア姫、ガラスケースに並んだ首!!見たぞ、友だちの家で。でっかいスクリーンで。おしっこちびりそうにこわかったんだった。
「ヘンリーおじさんと二人で船旅に出たドロシーは、激しい嵐に巻きこまれ漂流してしまった。そして、たどり着いたのは見知らぬ国。言葉を話すめんどりビリーナ、ぜんまいじかけの機械人間チクタクと仲間になったドロシーは、流れ着いたこの国が「エヴの国」だと知る。魔法の国で繰り広げられるふしぎな冒険を描いた、シリーズ第3弾。」
「エヴの国にたどりついたドロシーが「おべんとうの木」という木をみつける場面がある。木には四角い紙箱が生っていて、葉っぱは紙ナプキンでできている。箱を開けるとサンドイッチとかチーズとかりんごとかが入っているらしい。ちなみにお弁当の木の隣には「お夕食の入ったブリキの手桶」がたくさん生っている木がある。手おけのふたに小さな水筒がついていてとてもおいしいレモネードがいっぱい入っているんですって。素敵だ、魔法の世界なのに食べ物は現実的でおいしそうなところが良い、というようなことを思い出しながら何度も繰り返し読んだ。」(寺地はるな『10歳までに読んだ本』)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やっぱり、面白い。
昔、青い鳥文庫で飛び飛びにお話を読んだけれど全冊読破中。
シリーズもので中弛みしない面白さ。
ワクワク・ドキドキ感。 -
魔法の国に辿り着くきっかけは1巻に比べるとちょっと何だか。
しかし、ふんわりしていて面白かった。
ブリキのべんとう箱のくだりはクスクス笑えたし、ポイーラーとかもう大人が考えつくとは思えないキャラも飛び出す。
後半ノームがそんな描かれ方するんだ、と意外だったが最後までユーモラスで楽しめた。 -
やっぱりドロシーが出てきた方が面白いと思った。
ホイールがちょっぴりこわかった。 -
Original title:Ozma of OZ.
Ozma王女は前巻で元の女の子として戻って態度も話し方も女の子らしく、
性格もおっとりしているので、
もう以前のchipらしさは無くなってしまったのかなと残念な気持で読んでいましたが、全然そんな事はありませんでした。
自分より年上のノーム王に毅然とした態度で姿を現す事を要求したり、
エブの王族の人達を人形から人間に戻すノーム王の出した提案を一番目に城内に入って探す等、
行動力の果敢さはchipを思い出しました。
只、この人形選びにはもっと真剣になるべきでした。
ここがOzを束ねる女王としても、まだまだ子供だなと感じました。
そんな中Drothyが偶然にエブの王子を元に戻せた時は感動しました。 -
オズシリーズ3巻目。
竜巻に巻き込まれてオズの国へとたどり着いたドロシー。
今作では嵐に難破してエヴの国へとたどり着きます。オズとは砂漠で隔たれているが、ここもやはり魔法の国。
会話のできるめんどりのビリーナや、ホイール、首をすげかえられるラングイディアやノーム王が登場。置物に姿を替えられたエヴの人々を助けるためのノーム王との対決はどきどきします。オズシリーズは物語の展開がいいよねえ。ほわってする。もちろんオズの仲間達も登場します。
オズの魔法使いシリーズ大好きです。
これまでにも読んでますが、翻訳者が変わったり、出版社が変わると、また違った感じになったりするので、また面白い。これは字も大きくて読みやすいです。